毎日飲みたいハーブティーが決まる!朝~夜まで使えるハーブティー4つ

毎日のハーブティー【朝~夜まで】賢く使い分ける|レシピ5つ

毎日の体調を整えるためのハーブティー

1日の中で、私たちの体調は刻々と変化しています。

  • 朝に強いだるさがある
  • 夜になると必ず憂鬱な気分になる
  • 夕方からの疲労が激しく、夕食作りが辛く感じる

人によってパターンは色々ですが、誰にでも必ず「調子の良い時間帯」と「調子の悪い時間帯」があります。

この記事では、「調子の悪い時間帯」をなるべく調子よくするために役立つハーブティーレシピをご紹介します。ぜひ毎日のハーブティーとして取り入れてみてくださいね。

朝のジンジャーコーヒーでエネルギー補給

ジンジャーコーヒー

「朝にハーブティーを飲みたいけど、どうしてもコーヒーをあきらめきれない」という方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのは「ジンジャーコーヒー」です。毎朝のコーヒーにハーブをプラスして、特製のモーニングコーヒーを作ってみましょう。

ジンジャーコーヒーの良いこと3つ

  • 飲むだけで1日のエネルギーを摂取できる
  • 朝の吐き気や下痢、むくみを解消
  • 朝からエイジンケアもできて一石二鳥!

ジンジャーコーヒーの作り方

[材料] 温かいコーヒー、生姜のすりおろし・ハチミツ各小さじ1

[作り方] 温かいコーヒーに、生姜とハチミツを加えてよく混ぜたらできあがり。時間がたつと生姜の香りが飛んでしまうので、作りたてを飲むようにしましょう。

「コーヒーに生姜」という組み合わせは違和感があるかもしれませんが、実は中東などでは一般的に飲まれている定番の飲み物です。味もおいしく、飲みやすいです。

ランチ後の口臭予防にはミントティー

毎日のハーブティー:ランチ後

ランチ後に人と会う予定があると、どうしても気になるのが「口臭」ですよね。

実は、口臭というのは、歯磨きで口の中をきれいにしたくらいでは収まらないものなのです。

胃の中から上がってくる口臭…

これに対抗するには、消化プロセスを早めることが近道です。

ミントティーのうれしい効能3つ

  • 口臭を発生させる「消化活動」を早く終わらせる
  • 消化にエネルギーが取られないから、食後の眠気も解消される
  • 「脳の活性化」効果で、午後からの活動効率が上がる

ガムが発明される前は、人々はミントの葉を直接かんで口臭予防をしていました。

ミントをかむというのは、原始的で効果のない方法に見えますが、実はそうでもなさそうです。科学的な分析では、市販されているガムよりも、ミントの方が口臭予防効果の持続時間が長いのだとか。

「ランチはいつも外で食べる」という方は、ミントティーをボトルに詰め替えて持ち運びしてみましょう。

夕方のお疲れ肌にはビタミンティー

毎日のハーブティー:夕方

夕方になるとどっと疲れが出てしまって動けなくなる、という方も多いのではないでしょうか。

疲れた夕方にさらに襲いかかってくるのは、子供のお迎えや夕食作り…。子供を寝かしつけるところまでを考えると、想像するだけで疲れてきてしまいます。

夕方からの活動エネルギーのチャージには、水出しハーブティーがおすすめです。

水出しハーブティーの良いこと3つ

  • エッセンシャルオイルがたっぷり!香りが良くてひんやり美味しい
  • 疲労回復効果はホットハーブティーよりも強力
  • 仕込み3分で、夕方にはすぐに飲むことができる

夕方になった冷蔵庫からさっと取り出して飲めるハーブティー、それが水出しハーブティーです。

水出しハーブティーの作り方

[材料] フレッシュハーブ(山盛り大さじ2杯)、水(250ml)

[作り方] 大きなグラスにハーブと水を入れ、ラップをして冷蔵庫に入れます。6時間たったらできあがり。

水に浸すだけの簡単なハーブティーですが、効果はしっかりとあります。熱でハーブの成分を破壊することがないため、疲労回復効果は水出しハーブティーの方が強力になります。

おすすめのハーブを記載しておきますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 水出しハーブティーにすすめのハーブ

ミント、バジル、ローズマリー、タイム、ディル、オレガノ、ラベンダー、ハイビスカス、カモミールなど。どのハーブも、夕方の疲労を回復し、気持ちをいったんリセットするのに役立ちます。

水出しハーブティーの詳しい情報は、次の記事が参考になります。

1日の終わりにおすすめのリラックスティー4つ

毎日のハーブティー:夜

「朝起きたばかりなのにもう疲れている」ということはありませんか?
それは、前の夜に「心をリセット」していないことが原因かもしれません。

寝る直前まで色々考え事をしていたり、仕事をしている時と同じテンションでいては、神経が落ち着きません。

神経が高ぶったまま眠りにつくと、夢でも忙しく働いていたり、不安に思っていることがそのまま夢になって現れたりという現象が起きます。

これでは、朝起きたときから疲れてしまうのも当然です。

寝る前にはいったん、リラックスティーで心をリセットして「1日の区切り」をつけましょう。

 スリープティーとは?

寝る前のリラックスティーは「スリープティー」と呼ばれ、質の良い眠りにつくのを助けてくれます。眠れない夜はスリープティーに頼りましょう。

おすすめのスリープティー4つ

夜に飲むのにおすすめのスリープティーを4つご紹介します。

 ジャーマン・カモミール

甘くまろやかな味が特徴のハーブです。日中に浴びたストレスによる神経ダメージを優しくケアしてくれます。

ラベンダー

ポプリのような香りのするラベンダーですが、意外にもラベンダーのお茶は飲みやすいです。ラベンダーは特に、不安な心を静める効果に優れています。

レモンバーム

レモンの香りのするハーブで、とてもおいしいです。もやもやとした気持ちをリフレッシュするのに役立ちます。

セントジョンズワート

抗うつ作用で注目されているセントジョンズワートには、幸せホルモンの「セロトニン」の分泌を促進する作用があります。ご紹介した4つのハーブティーの中で、一番強い精神安定効果があります。

ハーブティー セラピーという考え方

「薬を飲むほどではない不調」が続いている場合には、ハーブティーを積極的に取り入れてみてください。

「不調」とは、体のことだけではありません。

「夕方になるとイライラする」「夜に不安な気分になる」という心の不調も、見逃せない体からのサインです。

「軽い不調なら自分で治す」というのが、ハーブセラピーの考え方です。

ぜひ、毎日の生活にハーブティーを取り入れて、あなたの心と体を守ってあげてくださいね。