ハーブを使って変われる人、変われない人の違い
ハーブの仕事をして思ったのは、「ハーブを使って変われる人」と「ハーブを使っても変われない人」がいるということです。
今回は、あなたがハーブで自分を変えるまでのプロセスを早めるためのヒントをお伝えします。
ハーブを使って変われる人、変われない人
さっそく、ハーブで変われる人と変われない人の違いからお話します。
・ハーブで変われる人は、ハーブの効能を体感で知ろうとする
・ハーブで変われない人は、ハーブの効能を成分で知ろうとする
両者には、このような違いがあります。
ハーブは「科学まっしぐら!」で行ってしまうと、必ずどこかで行き詰まります。
その理由をご説明します。
ハーブが科学で証明されているのは何%?
まず前提として、ハーブを使う前に「ハーブの効能のすべては科学で証明されていない」ということを知っておきましょう。
ハーブの効能が科学で証明されていると安心するお気持ちは分かります。
ですが、ハーブの効能のうちで「研究で証明されたものだけ」を使うとなると、ハーブの使い道はほぼなくなります。
ここで質問です。
人体は科学的に何パーセントくらい解明されていると思いますか?
ちょっと考えてみてください。
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答えは、色々な説がありますが、どんなに多くても10%に満たないくらいとされています。
私たちの体のことでさえよく分かっていないのに、何千とあるメディカルハーブの、それぞれが持つ10~40の効能のひとつひとつを解明するのがどんなに難しいことか想像がつくと思います。
これはあくまで私の予想ですが、科学で解明されているハーブのことは、人体の「10%以下」よりもずっと低い数字だと思います。
いまだに、ハーブの植物学的な分類が「やっぱり違かった!」と変更されているくらいです。
ハーブのことは、人類はまだ完全には理解していないのです。
科学では分からない「ミステリアス」な部分を楽しむ
・ハーブを手に取るだけで癒される
・ハーブの香りをかぐと優しい気持ちになる
・このハーブティーを飲むとお腹が落ち着く
このようなあなたが感じるハーブの効能は、科学を超えた部分にあるかもしれません。
「科学を超えた部分とか、スピリチュアルに逃げてる!」
と言う方は、それで良いと思います。
科学を思いっきり追及してください。
ですが、ハーブを使うのであれば、科学では分からないモヤモヤした部分でさえも楽しめる余裕が必要です。
米国の第一人者のハーバリストの言葉で印象に残っているものがあります。
「ハーブを勉強する前に知っておいてください —ハーブにはいつも少しの『ミステリアス』な部分があるということを― ハーブは、私たちの想像を超えた大きな力を持っているのです」
あなたは、科学の理解を超えたハーブの力を信じますか?
それとも、なんか怪しいなあ~と思いますか?
あくまでもこれは私の意見ですので、最後はあなたの心に聞いてみてくださいね。
今日のまとめ
・ハーブが科学で解明されているのはごく一部だけ。科学を超えた効能もあり得るということを理解しておく
・ハーブにどんな化学成分が含まれているかは、自分へのハーブのはたらきを知る手段になるとは限らない
・ハーブの「ミステリアスな部分」も楽しみながら使っていきましょう!