私の不調が薬膳では良くならなかった理由
たくさんの健康情報があふれている世の中。
ハーブと比較されやすいものに「薬膳」があります。
実は私は、ハーブを使う前には薬膳に頼っていました。
ですが、私の不調は薬膳では改善しなかったんです。
なぜ薬膳では不調が良くならなかったのか、ハーブを使って何が良かったのか、ということについてご紹介します。
薬膳とハーブの違い
薬膳には、良いことがたくさんあります。
- 食事として美味しく簡単に取り入れられる
- 食材が手に入りやすい
- 家族にも食べてもらいやすい
ですが、薬膳には決定的な欠点があるのです。
それは、「心に働きかけられないこと」
これが、私が薬膳では不調を改善できなかった大きな要因になりました。
そして、薬膳のこの欠点は、ハーブでカバーできます。
現代の不調は「心の状態」が原因になっている
なぜ薬膳が心に働きかけられないことが欠点になるのかというと、現代の病気が昔とは異なっているからです。
現代では、多くの不調の原因が「心のストレス」から来ているとされています。
ストレスが原因であると考えられている症状の例
認知症・発達障害・PMS・頭痛 ・めまい・免疫の異常・アレルギー ・高血圧・心臓病・胃痛・下痢・便秘 · 腰痛・更年期障害・うつ病・不安症など
上記に女性の多くが悩むPMSも更年期障害も入っている点が気になりますよね。
もはや心のケアなしには、現代では多くの不調を改善することは難しくなっています。
薬膳にも、もしかしたら心へ働きかける方法があるのかもしれません。
ですが、ハーブほど直接的な働きかけはないのではないかと私は考えています。
私の不調が改善したのは「心が改善したから」
私は2年半前までアメリカに住んでいたのですが、その頃は不調だらけでした。
頭痛・めまい・風邪を引きやすい・生理痛が辛い・吐き気がする・暴飲暴食・便秘・・・
こんなにバラバラの不調、どうやったら治るんだろうと当時は思っていたのですが、今はすべてが順調に改善していっています。
どうやって改善できたのかというと、はじめに心のケアから始めたことが成功の大きな要因になりました。
心がボロボロの状態では、私の場合は薬膳で料理する、ということ自体が無理だったのです。
ですがそんな状態の私も、ハーブティーを淹れることはできました。
カップから立ち上るハーブの香りをかいで涙が勝手にあふれてくるほど、ハーブの強い癒しの力を感じました。
「体の不調に対してのケア」を始める気持ちになったのは、心が回復してきた頃からです。
もし心のケアをしないで、無理に薬膳料理をがんばっていたとしたら、もしかしたら今でも不調に悩まされていたかもしれないと思っています。
ハーブで心から不調をケアする方法
心をケアする大切さは分かっても、実際にどうすればいいのか分からないという方も多いと思います。
なのでここからは、私が実際に行ったハーブの心のケア方法をご紹介しますね。
私が行ったのは次の2つです。
1.自分が好きな香りのリラックスハーブを使う
2.ストレスの耐性を強めるハーブを使う
1.自分が好きな香りのリラックスハーブを使う
私が不調の改善に真っ先に使ったのは「自分が好きな香りのリラックスハーブ」です。
日によってはカモミールを選んだり、別の日はラベンダーに変えてみたり、ローズマリーが心地よいと感じればすぐにローズマリーに切り替えました。
とにかく「自分の心地よさ」を最優先してハーブを使うことで、心が回復していきました。
以前の私はカモミールが大好きだったのですが、今ではカモミールはそれほど飲みません。
今は心のストレスが少ないので、きっとカモミールを求めていないのだろうと思っています。
2.ストレスの耐性を強めるハーブを使う
心が回復したあとには、ストレスへの耐性を強める「ホーリーバジル」を飲んでいました。
ストレスの原因が「イヤイヤ期の子ども」であろうと「むかつく上司」であろうと、自分自身がストレスに強くなってしまえば、問題ないのです。
「同じストレスを受けているはずなのに、不調が出ない」という感覚は不思議でした。
ハーブティーを飲んで行くにつれて、「ストレスの原因」と「自分」との間に、まるで盾があるかのように、ストレスを受けても動じなくなりました。
心に目を向けてみる時間を作る
あなたが今、不調に対してハーブを使っていても効果が見られない場合には、一度、心に働きかけてみても良いと思います。
もしあなたの不調の原因がストレスである場合は、心を放置して体の方から治していこうとしても、結局は一度治ったように見えてもまた不調が出てくる、という繰り返しになります。
ハーブ療法はいつも自分の心の声を聞きながら、色々な方面から試していくことで効果が出やすくなります。
まとめ
体のケアだけでは不調の改善につながらない場合がある
ストレスがあると自覚のある人は、心のケアも合わせて行うと良い
ではまた、他の記事でお会いしましょう!