同じ効能のハーブって何が違うの?

 

「同じ効能を持つハーブの中から、どうやって私に合うハーブを選んだらいいの?」と思ったことはありませんか?

よく見てみると、ハーブの効能ってお互いかぶりまくりなんですよね。

たとえば消化促進の作用で言うと、

  • オレンジピール
  • カモミール
  • ダンデライオンルート
  • バジル
  • ミント
  • レモングラス
  • オレガノ・・・・・などなど

とにかく、同じ作用を持つハーブがたくさんあります。

ここから何を基準にして、自分が使うべきハーブを決めるのか、分からなくなってしまうという方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、そんなハーブ選びのお悩みの解決法をご紹介します。

その効能「以外」を見てみる

 

ハーブ選びの時に「こんな効能がほしいなあ」という目的の効能があると思います。

なのに「目的の効能を持つハーブを探したらいくつも出てきた!」という場合には、まずは「目的の効能以外の効能」に注目してみてください。

これで、だいぶハーブが絞られるはずです。

 

例えばあなたが「胃もたれ」や「吐き気」に悩まされていて「消化促進」のハーブを探しているとき、普通に本で探すと次のようなハーブが出てきます。

  • オレンジピール ・・・消化促進
  • カモミール ・・・消化促進
  • ダンデライオンルート ・・・消化促進
  • ミント ・・・消化促進

 

ですがこれらのハーブはすべて、消化促進以外ではそれぞれ違う効能を持っているのです。

消化促進以外の効能は・・・

  • オレンジピール ・・・鼻づまりの緩和
  • カモミール ・・・イライラの緩和、風邪っぽい時にも使える
  • ダンデライオンルート ・・・便秘や貧血に良い
  • ミント ・・・リフレッシュ効果、花粉症にも使われている

たとえばあなたが「胃もたれ」と同時に「鼻づまり」に悩まされていたらオレンジピールを選ぶといいでしょうし、「イライラすることが多い」のであれば、カモミールを選べばいいのです。

 

ハーブ療法では

「胃もたれ」・・・ハーブA
「鼻づまり」・・・ハーブB

という選び方をして「ハーブA+B」を摂っていくよりも、

「胃もたれ」+「鼻づまり」・・・どちらもカバーできるハーブC

という選び方をして、ハーブCだけを摂っていく方が効果的だとされています。

使うハーブの数はなるべく絞るように心がけると良いですよ。

体の声を聞くと正解が見えてくる

 

ハーブを選ぶには「体の声を聞く」ということも大事です。

ハーブ選びの時に「効能を証明する研究結果があるのか」とか「ハーブの成分がどう働くか」ばかりを見ている人がいます。

ですが、体の不調を治したいのに体の意見を無視しているという状態では、いつまで経っても答えは見つからないのです。

  • そのハーブティーを飲んでみて、自分がどう感じるのか
  • そのハーブティーを飲み始めて1か月後、2か月後、3か月後の体の変化はどうなのか
  • もともとあった不調はどう変わったのか?

などに注目しながらハーブティーを飲んでみてくださいね。

 

また、

  • そのハーブティーを飲んで心地よく感じるかどうか

も大事な要素です。

心地良く感じない場合、今のあなたにはそのハーブティーの成分が不必要である可能性があります。

 

シンプルにご自分がおいしいと思うハーブティーを楽しんでいくだけで、あなたの見方になってくれるハーブティーが見つかるはずです。

それまでいくつかのハーブを試すことになるかもしれませんが、あきらめずに、そして楽しみながらハーブティーを続けてみてくださいね。

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では、また他の投稿でお会いしましょう!