ハーブとは?|ドライ・フレッシュの違いと使い分け

ハーブとは?ドライ・フレッシュの違いと使い分け

「ハーブってそもそも何なの?」

と考えたことはありませんか?

どのような植物が「ハーブ」と呼ばれているのか、そして「ドライハーブ」「フレッシュハーブ」の意味や使い分けなど。

知っているようで知らないハーブの基本をご紹介します。

ハーブとは?

ハーブとは?

ハーブをひとことで表すと『役に立つ植物』です。

たとえば野菜の場合、主な用途は「食べること」です。

一方ハーブは、食べること以外にも「薬、香料、スキンケア用品、虫除け」など、さまざまなことに使われています。

ハーブと野菜の違いはあいまい

とはいえ、ハーブと野菜のはっきりとした境界線はありません。

外国のハーブ辞典を見ると、ハーブのリストの中ににんにく、玉ねぎ、りんご、レモンなどの名前がずらりと並んでいます。
ある本ではハーブのリストの中にじゃがいもが含まれていたのを目撃したこともあります。

つまり、どの植物をハーブと呼ぶかどうかは個人の感覚に任されている部分があります。

ハーブというグループ分けに正解はないのです。

ちなみに私は、玉ねぎをハーブだと思っています。
玉ねぎは体に良い成分がたっぷりと含まれていますし、酢やオイルに付けて楽しむことができる点がハーブっぽいと思うからです。

「役に立つなあ」と思った植物を気軽にハーブと呼んでみると、野菜への見方も変わってくるかもしれませんね。

ハーブと野菜の意外な関係

ついでにもうひとつ、ハーブと野菜の歴史についてご紹介します。

現在スーパーで買うことのできる野菜はすべて、もともとは「ハーブ」でした。

自生しているハーブの中から食材として使いやすいものだけをどんどんピックアップしていき、品種改良を繰り返して現在の「野菜」になったと言われています。

「余りもの」となってしまったハーブたちは、食べる代わりに薬として使われるようになりました。

人の手を借りずに野山で育つハーブたちは強いです。

野菜が農薬を使ってもらって害虫を防ぎ、ビニールシートに覆われて寒さをしのぐのに対して、

ハーブは自分自身の中に「防虫作用」を持ち、どんな土地でも生きられる「繁殖力」と、病気を自分で治してしまう「抗酸化作用」などを身に付けてきました。

近ごろでは大事に栽培されているハーブも増えてきていますが、山へ行けば、今でもたくさんの野生のハーブたちを見つけることができます。

 記事内容のまとめ:ハーブとは?

役に立つ植物のこと。主に、人の手を借りずに自生している植物のことを言う。

ドライ・フレッシュの違い

ハーブがどんなものなのかが分かったところで、今度はドライハーブ/フレッシュハーブの違いについて見ていきましょう。

ドライハーブとは?

ドライハーブとは?

ドライハーブは、ハーブから水分が抜けた「乾燥ハーブ」のことです。

水分がないのでハーブが腐ることがなく、長期保存が可能です。

輸送にも適しているので、遠い外国の土地のハーブも手に入れられるという利点があります。

また、ハーブを乾燥させると「かさ」は新鮮なハーブの3分の1に減るので、たくさんのハーブをストックする時にも便利です。

ドライハーブはハーブティーにするのが一番

ドライハーブをおいしく活用するなら「ハーブティー」がおすすめです。

フレッシュハーブを使うよりもハーブティーの効能が強くなり、味にもコクやまろやかさが生まれます。

保存が効くので、色々なドライハーブを買い足してブレンドするのも楽しいですよ。

関連記事  初めてでも簡単!ブレンドハーブティーの作り方

フレッシュハーブとは?

フレッシュハーブとは?

フレッシュハーブとは、「新鮮なハーブ」のことを指します。
つまり、スーパーの野菜コーナーで見かける青々としたハーブのことですね。

新鮮なハーブは、味も香りもとても爽やか。
ドライハーブと比べて色も良いので、料理に活用されています。

日持ちがしない・買うと高い・扱いづらいという欠点があるにもかかわらず、プロのシェフはこぞってフレッシュハーブを使います。

お料理好きな方はドライよりもフレッシュハーブを使うことのがおすすめです。

ドライ・フレッシュの使い分け

ドライハーブ・フレッシュハーブの使い分けをまとめてみました。使い方が分からなくなったときにぜひご活用ください。

ドライハーブ

 特徴
・味が濃い、コクがある、効能が強め
・長期保存が効く

 使い道
・ハーブティー
・ハーブオイル
・ハーブシロップなど

ハーブオイルやシロップは腐りやすいので、フレッシュハーブよりも水分を含まないドライハーブを使う方が長持ちします。

フレッシュハーブ

 特徴
・香りが強い、爽やか、クセが少ない
・料理に使いやすい

 使い道
・ハーブ料理
・ハーブドリンク
・ハーブサラダやトッピングなど

香りが良くて色のきれいなフレッシュハーブは、料理やドリンクのトッピングとしてもおなじみですよね。サラダに振りかけたりサンドイッチに挟んだりしてもおいしいですよ。

ハーブを暮らしに取り入れましょう

「ハーブっておしゃれ」
「ハーブって憧れる」

と思っている方も多いかもしれませんが、ハーブは決して特別なものではありません。

私たちの祖先の時代から、暮らしの中に当たり前のようにあったものです。

ハーブを使うのを特別な日に限定せずに、ぜひ日常的に使ってみてください。

そうすれば生活がもっと便利に、もっと楽しいものになるはずです。

あなたの生活がハーブで豊かものになりますように。