ハーブはお茶だけでいいの?
「ハーブは好きだけど、結局お茶で飲むだけでいいのかな?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
たしかにハーブティーは手軽で身近。
でも、こんなふうに感じたことはないでしょうか?
- 飲んでいるけど、正直、効果がよく分からないまま続けている
- お茶ばかりで、少し飽きてきた
- 肌荒れや疲れなど、お茶だけでは届かない気がする
- SNSで「チンキ」や「オイル」を見かけて、気になっている
「ハーブってお茶だけでいいのかな?」という疑問は、ハーブに少しでも触れた人なら一度は思うことなんです。
ハーブは「ハーブティー」だけじゃない
「ハーブ=ハーブティー」と連想する方も多いと思いますが、実は、ハーブには色々な取り入れ方があるんです。
<ハーブのいろいろな取り入れ方>
- ハーブティー(水で抽出)
- ハーブオイル(油で抽出)
- ハーブチンキ(アルコールで抽出)
そのほかにも、
- ハーブシロップ(砂糖水)
- ハーブビネガー(酢)
- ハーブハニー(はちみつ)
- ハーブソルト(塩)
…などなど、使い方の幅はとても広いんです。
1つのハーブでも、これらの使い方次第で、効能や効果まで変わるんです。
同じハーブでもこんなに違う
たとえば「カレンデュラ」。同じカレンデュラなのに、ティーとオイル、チンキと、取り入れ方を変えるだけで、こんなに変わるんです。
- ティーにすれば → 胃腸や粘膜をやさしく守る
- オイルにすれば → 肌のトラブルに
- チンキにすれば → 免疫サポートに
ハーブの主な3つの使い分け
ですが、「ハーブティー以外で取り入れるといいよ」と言われても、実際にどうすればいいのか迷ってしまいますよね。
そこで、ここからはハーブティー、ハーブオイル、ハーブチンキという代表的な3つの取り入れ方に絞ってご紹介します。
ハーブティー:日常のケアに
ハーブティーは「日常のケア」にぴったりの取り入れ方です。
ほっと一息つきたいとき、気持ちを切り替えたいときに
毎日こまめに飲むことで、少しずつ体調を整えてくれます。
ハーブオイル:お肌のケアに
乾燥が気になる季節、肌荒れが続くとき。
そんなときには、ハーブを植物油に浸けた「ハーブオイル」が役立ちます。
オイルは肌に直接なじませられるので、保湿や保護のケアにぴったりです。
ハーブチンキ:不調のケアに
なんとなく風邪っぽい、疲れが抜けない、心身が重い…。
そういうときには「ハーブチンキ」がおすすめです。
ハーブティーで効果を感じにくい方も、ハーブチンキなら効果が出た!という声も多いです。
※ハーブチンキは強力な「ハーブエキス」なので、摂取量に注意してくださいね
ハーブを日常で使うなら「使い分け」が大切
「ハーブシロップを作ろう」「チンキを試してみよう」など、断片的に取り入れるのも楽しいですが、全体像が分かっていない状態で作っても、日常に取り入れられずに終わってしまうことが多いです。
まずは全体像を知る→自分に必要な方法を見極めるためにハーブシロップなどを作ってみる、という順番が大切です。
これからはぜひ、「どの方法で取り入れるのが今の自分に合っているか」を意識してみてくださいね。
<ハーブの使い分けまとめ>
- ハーブティー → 日常のセルフケア
- ハーブオイル → お肌のケア
- ハーブチンキ → 不調のときのケア