2ヶ月寝たきりになって分かったこと|「正解を教えない」という選択をした理由

 

私はここ2ヶ月、寝たきりでした。
原因は、自律神経の乱れによる頭痛です。

パソコンを開くと、
頭に「ビキーン」と強い痛みが走り、
仕事を続けることができませんでした。

 

その間、
たくさんの仕事や約束をキャンセルし、
50回くらい「ごめんなさい」と言ったと思います。

謝れば謝るほど、
自己肯定感はどんどん下がっていきました。

頭の中に浮かんでいたのは、
こんな言葉でした。

 

「ハーブの先生なのに、頭痛で休みますって言ったら、バカにされるかもしれない」

「ハーブの先生なのに、体調管理ができていないと思われるかもしれない」

そんなふうに、自分を責めていました。

 

 

でも、寝たきりの時間が長くなるにつれて、
ひとつのことに気づきました。

・ハーブを摂っているから、病気をしない
・ハーブの先生だから、体調を崩してはいけない
・健康に気をつけている人は、いつも元気であるべき

こうした思い込みが

自分に強い制限をかけ、自信をなくし、
ハーブの使い方まで分からなくさせていたのではないか、と。

 

 

実際、こんな声をいただくことがあります。

・たくさん寝て、ハーブも飲み続けているのに、調子が悪い。どうしてでしょうか?

・このハーブはいいと本に書いてあったのに、なんで効かないんでしょうか?

でも、私は思うのです。

 

ハーブも、体も、
そんなに単純なものではありません。

人間の体もハーブも、
「これをやったから、こうなる」
という一対一の関係では成り立たない。

ハーブも体も、「正解はひとつではない」

 

 

では、本に書いてあることは間違いなのでしょうか?

そうではありません。

本に書いてある効能や作用は、
あくまで「そういう傾向がある」という話です。

 

実際には、

・本に書いてある通りの変化を感じることもあれば
・まったく違うところに変化を感じることもある
・何も感じないこともある

どれも、正常な反応です。

 

本は万人向けに書かれています。
だから、

「あなたにとって、それが正解かどうか」

までは、教えてくれません。

 

これは、ハーブの科学研究でも同じです。

「このハーブには、こういう成分が含まれていて…」
という説明をよく目にしますが、

その成分が、
あなたの体に、どう働くか
までは分からないのです。

 

 

では、どうやって
自分にとっての“正解”を見つけたらいいのでしょうか。

 

私は、こう思っています。

実際にそのハーブを使ってみて、
自分の体の声を聞く。

それしかありません。

 

体の声とは、
人間の五感のことです。

五感は「あいまい」と思われがちですが、
本や科学情報よりも、
ずっとあなた自身に近い、確かな情報源です。

 

 

だから私は、
「このハーブはこれに効きます」
正解を断言することをしません。

代わりに、
感じる力を取り戻すことを大切にしています。

2ヶ月寝たきりになって、
ようやく、それを心から実感しました。

この記事が、
あなたにとっての
何かのヒントになればうれしいです。