ハーブの”本通り”にいかない時、あなたならどうしますか?
「頭痛にはフィーバーフュー」が正しくない時もある
こんにちは、蘭です。
今日は、受講生さんとのやりとりであらためて感じたことをシェアしたいと思います。
「頭痛にフィーバーフューがいいんですよね?でも…苦くて無理で、あきらめたんです」
講座に入る前の面談で、こんな風にお話されていた受講生さんがいました。
なんでもその方は、本を見て「頭痛にはフィーバーフュー」と知り、実際に使おうとしたけど、挫折してしまったとのこと。
その受講生さんが最近、こんな報告をくださったんです。
「先生、フィーバーフューは苦かったので、チンキにしてみました!これなら全然大丈夫でした!」
私はその言葉を聞いて、うれしくなりました。
なぜならこれは、
「情報を知っている」状態から、「実際に使える」へと変わった瞬間だからです。
本通りでない時、あなたならどうしますか?
フィーバーフューに限らず、
SNSや本で、ハーブのレシピはたくさん手に入ります。
だけど
「あ、これ、子どもにはどう使えばいいんだろう?」
「そもそも苦いってことは、合わない人もいるのかな?」
といった、「現実に使う場面」では、
レシピをそのままなぞるだけでは、うまくいかないことも多いんです。
たとえば私なら、
子どもの頭痛にフィーバーフューを…と思っても、実際にはこう考えます。
──子どもの神経が張っている感じがする。
じゃあ、無理に抑えるより「ゆるませる」方がいいかもしれない。
そして、レモンバームとレモンバーベナをお茶にして渡します。
アルコールを使わない「やさしくて、おいしい」で終わる、さりげないケアです。
こんな風に、
ハーブには「知識」とは別の、「知恵」が必要になります。
そしてこの知恵は、
SNSや無料情報を読んでいるだけでは、どうしても身につかないのです。
私の講座では、受講生さんの多くが、受講途中でこの本質に気付いていきます。
「あ、私に足りなかったのは、
知識じゃなくて、知恵だったんだ」
もうこれ以上、資格を取り続ける必要はない
知識を頭に詰め込む必要もない
ただ、持っている知識を「知恵」に変えること、
それこそが、多くの人に本当に必要で、けれどあまり知られていない「本質」なのだと思います。
私の講座は派手な資格取得講座ではありませんが、
「暮らしの中で本当に使えるようになる」ことに、
とことん向き合っています。
今は、「こっそりハーブを学びたい」先生向けに、ゆっくりと個別講座のアイディアを温めているところです。
準備が整った時に、ご案内を受け取りたい方は、
ぜひこのLINEでつながっておいてくださいね。
では、今日はこのへんで。
また気付きがあればシェアしますね。