毎日の暮らしにハーブを使うには?ハーブを暮らしに使うために必要な考え方
「毎日の暮らしの中で、気軽にハーブを使えたらいいのに」
と思ったことはありませんか?
これって簡単そうで、実は簡単ではないんですよね。
私も過去、何度も「ハーブを使うのにいちいち迷って手が止まる」ことに焦りを感じてきました。
ハーブの講師をしている私でさえそうなのだから、ハーブを使い始めたばかりで手が止まってしまうのは自然なことでもあるんです。
ですが、あなたのハーブの暮らしが少しでも楽になるよう、ハーブの気軽な使い方についてご紹介しますね。
1.ハーブを使うならやっぱり「ハーブティー」
「ハーブといえばハーブティー」と思う人が多いくらい、ハーブティーは大人気ですよね。
ハーブティーはただの健康茶というイメージがあるかもしれませんが、私はそれ以上だと考えています。
「心を落ち着かせてくれる」という点で、瞑想やヨガに近いような使い方をしている人たちもいます。
また、ハーブティーを作り慣れてくると、自分で心をコントロールするための手段としても使うことができます。
「更年期のイライラ」「子育て中の孤独感」「仕事のプレッシャー」など、あらゆる気持ちの浮き沈みを、自分の調合したお茶で和らげることができるんです。
これってすごいことだと思いませんか?
私はハーブティーを飲むようになってから感情の起伏が落ち着きましたし、子供へ大きな声を出して叱ったり、ということもなくなりました。
普段のイライラは、病院へ行ってもどうにもなりませんし、そんなことでわざわざ病院へも行きづらいですしね。
自分で作ったハーブティーで緩和できるなら、使わない手はありませんよね。
ハーブは「敷居が高い」なんてことはない
私がハーブと出合ったのはアメリカでした。
日本へ帰ってきて驚いたのは「ハーブ=おしゃれ」というイメージが定着していることでした。
「ハーブはおしゃれなもの」というのは日本独自の考え方です。
ハーブは本来は「庶民的」でおしゃれなものではありません。
あなたも今日から、ハーブを「特別なもの」と思わずに、普段の料理に使ってみませんか?
インスタグラムでは、ハーブの日常使いをご紹介しています。ぜひ普段のハーブ使いの参考にしてみてくださいね。
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ハーブを育てて癒される
ハーブの暮らしといえば、「ハーブを育てて使う」というイメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ハーブを育てることは、実は立派な「セラピー」になるんですよ。
毎日忙しくてストレスがたまってる!という方にこそ、ハーブ栽培がおすすめです。
「ハーブティーガーデン」におすすめのハーブ5選
ハーブが余ったらお風呂に投入!で消費する
ハーブを育てることはおすすめですが、「ハーブが育ちすぎて逆に困っている」という方も多いはず。
そんな方におすすめなのが、ハーブをお風呂に入れるハーブバスです。
ドライハーブとフレッシュハーブではお風呂に使う場合の使い方が異なりますので、こちらに記載しておきますね。
フレッシュハーブバスの作り方
1.お風呂を沸かしたら、ハーブひとつかみをネット(洗濯ネットやキッチン用排水溝ネットなど)に入れて浴槽に沈めます。
2.浴槽のふたをして10-15分ほど待ちます。
3.10分以上かけてじっくりと入浴すると、ハーブで全身をスキンケアできます。
ドライハーブバスの作り方
1.お風呂を沸かしておきます。
2.鍋に500mlの水とドライハーブ大さじ2~3を入れ、10分間煮出します。
3.茶こしを使って2のハーブをこしながら、浴槽に注ぎ入れます。
4.軽くひと混ぜして入浴します。
ローズマリーのハーブバスの作り方
ハーブの暮らしは「心地よさ」を重視する
「ハーブの暮らしは素敵でなければ」
「手の込んだことをしなければ」
「丁寧な生活をしなければ」
というのはすべて思い込みです。
ハーブは素敵じゃなくてもいいですし、丁寧な生活と無理やり結びつける必要はありません。
私なんて、ハーブのお茶漬け(※)を食べてるくらいですし、自分が心地よいかどうかを一番大事にしてくださいね。
※「ハーブのお茶漬け」が気になる方はこちらをご参考ください(筆者のインスタグラムherbs_onmeへ移動します)
ハーブ茶漬けの作り方