毎日の気分に合わせたハーブティーってどうやって作るの?|ハーブを使いこなせる人が”やらない”2つのこと
ハーブティーを飲むようになった頃、私が憧れていたのは「毎日の気分に合わせてハーブティーを作る」ことでした。
とはいえ、ハーブの種類は膨大で、ティーブレンドのレシピ本を買ってもハーブがそろわなかったりと、かなり苦戦しました。
そんな私が「気分に合わせたハーブティー」を作れるようになった秘訣をお伝えします。
ハーブの基本を知る
ハーブティーのブレンドを作るためには、ハーブの基本を押さえておくことが必要です。
「ハーブの基本」なんて面倒くさい!と思わなくても大丈夫です。
ご自分が使うハーブのことだけ調べておけば大丈夫ですよ。
・使うハーブの効能は?
・使うハーブには禁忌や注意点はない?
・ハーブティー1杯にはどのくらいの量を使う?
使いたいハーブについて、事前に本などで調べておきましょう。
自分の好みを知る
ハーブティーの基本が分かったら、次はご自身のことを考えてみましょう。
・私の好きな香りのするハーブはどれ?
・今日の私は癒されたい?それともすっきりしたい?
・気になる不調はある?
ハーブの本を見ていると、たくさんの不調に対応したハーブがずらりとリストになっていますよね。そのリストを見るだけで圧倒されてしまいますが、実は、そんなにたくさんのハーブをそろえる必要はないんですよ。
そろえるべきハーブは次の3つです。
・自分が好きな香りのハーブ
・自分が味がおいしいと感じるハーブ
・自分が日ごろ起こりがちな不調に対応できるハーブ
これらのハーブをそろえたら、ブレンドをしてみましょう。
その日の気分に合わせて組み合わせを変えたり、比率を変えたりすることで「今日の気分のハーブティー」を作ることができます。
ハーブを使いこなせる人が”やらない”2つのこと
ここで、ハーブティーを毎日飲んでいる人がやらない2つのことをご紹介します。
1.試飲をしないでぶっつけ本番で作る
ハーブをブレンドする前に、まずはブレンドに使うハーブを1種類で飲んでみます。この「事前の試飲」があると、ブレンドの味の調整がぐんと楽になるんですよ。
2.こだわりの材料を使わない
海外から仕入れたハーブや、高価格のハーブなど、ハーブの種類や質にこだわりすぎると毎日ハーブティーを飲むのが難しくなってきます。
なぜなら、「失敗したらもったいない」「損をしたくない」「普段使いにはもったいない」という気持ちが生まれてくるからです。
ハーブの質はほどほどに、家計の負担にならない程度に抑えるのがおすすめです。
気分に合わせたハーブティー選びのコツ
最後に、今日の気分に合わせたハーブティー作りにおすすめのハーブをご紹介します。
ぜひご自身の参考にしてみてくださいね。
・カモミール
・レモングラス
・ホーリーバジル
・レモンバーベナ
・レモンバーム
・ペパーミント
・マロウブルー
・チックウィード(はこべ)
・エキナセア
・ネトル
・ハイビスカス
・ローズヒップ
気になるハーブティーの作り方と、ブレンドの作り方も記載しておきますね!
1.ドライハーブ小さじ1をティーポットに入れて、お湯200mlを注ぎます。
2.ポットのふたをして、10分程度蒸らします。
3.茶こしでハーブをこしながらカップに注ぎます。
1.ハーブを2~3種類選びます。
2.使うハーブを1:1:1でブレンドします。
3.実際にハーブティーを作って味見します。
4.「味が飛び出しているハーブ」「香りが強すぎるハーブ」などがあれば、そのハーブの量を減らして再び1~3を行います。
5.お気に入りの味になったら完成です。
今日からさっそく、今日の気分に合わせてハーブティーブレンドを作ってみてくださいね。