平野 蘭(ひらの らん)について

出身地は?

宮城県の田舎育ち。たまに東北なまりが出ます。

デパコス店員時代

自他共に認める美容マニア!デパートコスメコーナーで働いた経験が今のハーブ使いに活かされています。

「ハーブの暮らし」をテーマを中心に発信していますが、実は「ハーブで女性を美しくする」ことも得意です。

インテリア業界に転身

デパコス時代は仕事は楽しかったものの、デパート店員同士の女のいざこざに疲弊し、職を変える決意をしました。

インテリアの仕事に就きたいという夢があったため、思い切ってインテリアショップへ転職
気付いたら店長にまで上り詰めていました。

インテリアの仕事は大好きでしたが、結婚を機に泣く泣く退職しました。

↓いわゆる「繊細さん」の性質を持っているため、ハーブで心の面からサポートする活動もしています

産後にアメリカ移住5年間

産後に専業主婦をしていて思ったのは、「食のインテリアの仕事をしたい」ということでした。

子育てでぐちゃぐちゃになってしまう食卓も、「箸をきれいに置く」「お花を飾る」などのちょっとしたことで気持ちが癒されることを知ったからです。

ですがその時にはすでに「食のインテリア=テーブルコーディネート」の世界では重鎮たちがわんさか。

この私では勝ち目がないと悟り、パーティー文化が盛んなアメリカでテーブルコーディネートを学びたい!と思い立ったのです。

思考回路が単純ですが、その時はそれしかないと思ったんです。

 

でも、その時はすでに1歳の娘がいました。

普通なら、子供がいたらアメリカ行きはあきらめるかもしれませんが、私は何とかできないかを必死で考えたんです。

そこで思いついたのは「夫の海外赴任制度」

海外嫌いの夫を説得すること1年弱。

娘が2歳になる前には夫に快くアメリカ赴任の希望を出してもらい、無事アメリカへ引っ越すという夢をかなえたのでした。

↓アメリカで購入したテーブルコーディネートの食器。今ではハーブの撮影用道具になっています(苦笑)

アメリカ暗黒時代

アメリカでの生活はもちろん甘くなく、ストレスで不調が現れ始めました。

「自分から言い出して引っ越してきたのに、弱音を吐くわけにはいかん!」

と自分を追い詰めていたんですね。かなり無理していました。

 

そんな時に出合ったのが「ハーブ」です。

はじめはテーブルコーディネートの飾りで使っていたくらいでしたが、ふと手にしたローズマリーの香りに、心の底から癒されたことを今でも覚えています。

そこから私は、ハーブを「飾り」としてではなく、「自分の相棒」として生活の中で使うことにしたのです。

↓アメリカのスーパーで買ったミント。スーパーではハーブがたくさんあふれていました。
春はミントやローズマリーの香りが、秋はスパイスの香りが漂うスーパーの店内。
ハーブのおかげで、毎回スーパーに行くのが楽しみでした。

ハーバルスクールへ通うことを決意

アメリカでハーブの”とりこ”になった私は、ハーブを本格的に学ぶべく、現地のハーバルスクールに申し込みました。

ですが、はじめての学校は挫折しました。

なぜなら、子供のお世話でドタキャンしてしまう日がたびたび出てきてしまったこと、英語が完全に理解できず、ノートも取れない状態だったからです。

そうなんです、私は英語が「しゃべれる」状態になる前にハーブの学校に行きました。

恥をかくかもしれないし、笑われるだろうし、失敗することは分かっていましたが、「将来ハーブを仕事にするんだ!」という決意が私に勇気をくれました。

 

結局、私が最終的に選んだのは「オンラインで学べるハーバルスクール」です。

これなら講座は録画だから、英語が分からなくても何度でも聞き直せるし、やり取りもテキストでできるので、英語が苦手な私には最適だったのです。

私は、現地の人が1年で終える講座を、3年くらいかけて、繰り返し繰り返し学びました。

かなり苦労しましたが、なんとかディプロマをもらうことができました。

お世話になったChestnut School of Herbal Medicineのテキストは、今でも何度も見返したりして活用しています。

↓Chestnut School of Herbal Medicineの影響を受けまくって、ハーブの写真を撮ることにもはまりました。その頃の写真は、現在の発信の素材として役立っています。

日本へ帰国。ハーブ教室を開く

日本へ帰国後、ハーブ教室を開きました。

アメリカでもハーブを教えてはいたので、うまくできるだろうと思っていました。

ですが、はじめての講座はもう、ひどいものでした。

お金を出していただいたお客様に申し訳ないくらい・・・

 

今思い出すと顔から火が出そうなくらい恥ずかしいです。

ですが、その頃からずっとお付き合いさせていただいているお客様もいらっしゃることを幸せに思いますし、勇気を出して教室を開いてよかったなと思っています。

現在は女性のためのハーブスクールを主宰

アメリカでは、女性が活躍する様子や、旦那さんが夕食を作るのが特に珍しくない文化、人と違うことを恐れない現地の人たちの考え方など、ハーブ以外のたくさんのことを学びました。

私は、日本の女性はもっと表に出ても良いと思いますし、もっと自由にしてもいいと思っています。

ハーブを使って日本の女性たちのお役に立ちたいという想いから「Womans Herbal School」というスクールを主宰しています。

 

実は、スクールをこの名前に変えたのはつい最近です。

まだまだ、ようやく自分のやるべきことが見えてきた段階ではありますが、これからもみなさん(もちろん男性の方も!)のお役に立てる発信ができるよう、ハーブのスキルを磨いてがんばっていきます!

最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。

いつかあなたと講座でお話しできる日を心待ちにしています。

平野蘭