ストレスに強い心を作る|欧米で話題のティーメディテーションとは?

ティーメディテーションとは?

ティーメディテーション/瞑想

ティーメディテーションとは、お茶を使った瞑想(めいそう)のことです。ハーブティーの心の作用に注目して、瞑想とかけ合わせるセラピー方法です。方法は簡単です。ただお茶を飲んで、心をしずめること。これだけで、ハーブティーのリラックス効果やストレス緩和の効果が強まり、心を強くすることができます。

なぜティーメディテーションが必要なの?

なぜティーメディテーションが必要なの?

体が不調のとき、体のあちこちが痛くなったり病気になったりします。

しかし、心の不調はどうでしょうか。

心の不調は目に見えないから何も対処していない、という方が多いのではないでしょうか。

包帯を巻いたり、傷口の治療をしたりできない「心の傷」こそが、実は一番治療の必要のある傷なのです。

心の不調は体の毒になる

心の不調を一番に治す必要があるのは、心の不調が人間の生命を脅かすほどの影響力を持つからです。

「失恋すると食欲がなくなる」
「不安に襲われて、夜に眠れなくなる」
「嫌いな人との会食は、どんなに好物ものでもおいしく感じない」

心の不調は、神経を弱らせ、おいしいものを不味く感じさせることにより、人間の基本的な欲求である「食欲」と「睡眠欲」さえなくしてしまいます。時には、吐き気やじんましんを引き起こすこともあります。

これらの心の不調の引き起こす症状はもはや、「毒」と同じです。

本当に恐れるべきは、いずれ治る「皮膚の切り傷」ではなく、長い年月をかけて体を蝕んでいく「心の傷」なのです。

化学的にも、ストレスが病気を引き起こすまでの過程が明らかになっています。

ティーメディテーションは、心の不調を治すための有効な方法です。今の生活にストレスを感じているという方は、ぜひ今すぐにでも挑戦してみてください。

ティーメディテーションの効果

お茶を使った瞑想を毎日続けることで、次のような効果が得られます。

 ストレスを解消します。やけ酒、やけ食いのようなストレス解消のための行動が徐々に減ってきます。

 心を強くし、ストレスへの耐性を高めます。

 血行を良くし、冷え性や肌のくすみを解消します。

 ハーブティーの効能を強めます。

「リラックス作用」「鎮静作用」「抗ストレス作用」などが含まれているハーブティーを使用して瞑想すれば、ハーブの化学成分の力により、より強い効果が得られます。

ティーメディテーションの準備

ティーメディテーションの準備

ティーメディテーションは、お茶を使った瞑想です。瞑想をするにはまず、静かに集中できる場所を用意する必要があります。そして瞑想に使うお茶は、一番のお気に入りのものを用意してください。

必要なもの

ティーカップとティーポット

お気に入りのカップとティーポットを用意します。なるべく明るい色で、自分が「かわいい」と思うものを選びます。

茶葉

お気に入りのお茶を用意します。ハーブティーでなくても、緑茶や紅茶でも構いません。ただし、自分が美味しいと思えるものを選ぶようにしましょう。健康によくても強い苦味のあるお茶は、体にぐっと力を入れてしまうことがあるので、瞑想には向いていません。ちなみに、ルースティー/ティーバッグ、どちらでも使うことができます。

おすすめのリラックスティー

  • カモミールティー
  • ラベンダーティー
  • ローズティー
  • ミントティー

静けさ

テレビは消して、スマホや携帯電話は消音にしておきます。基本的に音楽はかけませんが、外がうるさい場合には、イヤホンで静かな音楽(歌の入っていないもの)をかけて瞑想します。

ティーメディテーションの手順

瞑想の方法:ティーメディテーション


 お湯を沸かします。ここからすでに瞑想は始まっています。やかんに水を注ぐ音、ゴーゴーと水に熱が伝わる音に集中します。お湯が沸くまでの間、短い瞑想をしてみましょう。

ゆっくりと鼻から息を吸って、ゆっくりと鼻から吐きます。やかんだけを見て、キッチンの他のものは見ないようにしましょう。


 お湯が沸いたら火を止め、そのまま置いてあら熱を取ります。沸騰直後よりも、少し置いたお湯の方がお茶が美味しくなります。


 お湯を冷ましている間に、ティーポットに茶葉を入れます。ティーポットに顔を近づけ、茶葉の匂いをかいで、これから飲むお茶の味を想像してみましょう。


 ティーポットにお湯を注ぎます。お湯がかかった瞬間に、茶葉がどう変化するのかを観察します。茶葉がお湯に完全に浸ったのを確認したら、ティーポットのフタを閉めます。


 お茶を蒸らしている間は、お茶と自分以外の存在は頭から消し去ります。ゆっくりと呼吸をして、茶葉を観察します。茶葉が見えない場合には、外からティーポットをながめ、お茶が蒸らされている様子、お茶がまだ植物だった頃の様子を想像してみます。


 お茶ができあがりました。茶こしなどを使って茶葉を取り除き、お気に入りのカップに注ぎます。


 カップを両手で包み込みます。もし持てるようなら、持ってみましょう。両手でお茶の温度を感じながら、蒸気をゆっくりと鼻から吸い込みます。


 息を吐き出す時には、カップから顔を離し、真っすぐ正面を向いて背筋を伸ばします。すーっと細く長く息を出し、息と一緒に自分の中にある負のエネルギーを一緒に吐き出すイメージで行います。


 お茶をひと口すすります。からだ全体にお茶の成分が行きわたるのを想像しながら飲みます。お茶の味は甘いですか?苦味はどのくらいの強さですか?お茶の味もじっくりと味わってみましょう。


10 お茶を飲み終わったら、自分に活力を与えてくれたお茶に感謝します。心の中で「ありがとう」とお茶に感謝しましょう。


心で飲むお茶

今、欧米で人気になりつつあるティーメディテーションですが、実は、その発祥の地は日本です。

日本の茶人、千利休の思想に感銘を受けた世界中の人々が、ティーメディテーションを実践しています。

お茶は心で飲むもの

という日本古来の精神文化は、現代のストレス社会に不思議なほどマッチしています。

ぜひあなたも今日からティーメディテーションを取り入れてみてくださいね。