薪ストーブなしでもOK|ストーブトップポプリの作り方

薪ストーブなしでもOK|ストーブトップポプリの作り方

ストーブトップポプリは、秋冬の楽しみのひとつでもあります。

フルーツの皮や使い切れないスパイス、香りの良いものを何でも小鍋につめ込んで弱火でコトコト煮込めば、部屋中があっという間に良い香りに包まれます。

人工香料を使わないお手軽なポプリである「ストーブトップポプリ」をご家庭で楽しむための方法をご紹介します。もちろん、薪ストーブなどのレアな道具は必要なく、誰でも楽しむことができます。

ストーブトップポプリとは?

ストーブトップポプリとは?

「ストーブトップポプリ」はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、欧米では定番のポプリです。

今では香りもインテリアのひとつとなっていて、お客様が家に来る前にストーブトップポプリを仕込んでみたり、家族の特別なイベントに合わせて香りをアレンジする、という使い方が人気です。

「ストーブトップ」の意味は?

日本では「ストーブトップ」=「薪ストーブの上」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。

英語圏では「ストーブトップ」=「コンロ」の意味で使われていて、ストーブトップポプリも「コンロで温めるポプリ」として認識されています。

つまり、薪ストーブが家になくても、ストーブトップポプリを作ることができます。

ストーブトップポプリに必要なもの

ストーブトップポプリに使える材料のバリエーションは豊富です。
わざわざ買いに行かずに、冷蔵庫にあるものでそろえてみましょう。

 ストーブトップポプリの組み合わせの例

 ・フルーツ + スパイス
 ・フルーツ + ハーブ
 ・フルーツ + スパイス + ハーブ

 フルーツですが、輪切りでも良いですし、皮だけでもOKです。柑橘系などの香りの強いフルーツを使います。

 スパイスは、古くなったスパイスの消費法として使うと良いです。まだ新しい場合には料理にも使うことができるので、無理をしてポプリに入れる必要はありません。

 ハーブは、フレッシュでもドライでも、どちらでも使うことができます。味の苦手なハーブティー(ティーバッグでも)を使ってもOKです。

私がストーブトップポプリを作るときには、賞味期限の切れそうなスパイスやハーブばかりを使います。
食べるわけではないので、鮮度の良い材料を使う必要はありません。

組み合わせの一例として、私のおすすめレシピをご紹介します。

ストーブトップポプリの作り方

ストーブトップポプリの作り方

【皮だけで作る】オレンジとシナモンのストーブトップポプリ

甘くて深みのある、秋らしいポプリのレシピです。
冬に、よく食べるミカンの皮を集めて作ることもあります。

Ingredients  ー材料ー

オレンジの皮 … 1~2個分
りんごの皮 … 1個分
シナモンスティック … 1本(8cm長)
水 … 適量

※ オレンジの皮は、ミカン・はっさく・デコポン・イヨカンなどで代用することもできます。

Instructions ー作り方ー

 材料を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ中火にかけます。


 沸騰したら弱火にし、お好みの時間煮込んで香りを出します。(目安:5~10分程度)


 終わったらそのまま捨てることもできますが、ここからキッチンクリーナーを作ることもできます。(記事後半でレシピをご紹介します)


レシピのポイント

使用する水の量は、鍋に入れたときに材料よりも1cmほど上のラインくらいだとちょうど良いです。

煮込み時間はお好みで決めることができます。私は10分で終了しますが、1時間ほど煮込む人もいます。
長く煮込む場合には、水をつぎ足すことをお忘れなく。

香りの持続時間

5分煮込むとキッチン全体に香りがまわります。
家の構造にもよりますが、10分煮込んだ頃にはリビング全体も香るようになります。

火を止めたあとも、2時間ほど香っていました。

香りの強さは「強すぎず弱すぎず」という感じで、リビングの芳香剤としてはちょうど良いかと思います。

ストーブトップポプリの材料の選び方

ストーブトップポプリの材料の選び方

ここからは、ストーブトップポプリに使う材料選びの解説をしていきます。

下のリストは、一般的なポプリに使われる材料です。

組み合わせに特にルールはありませんので、お好みで自由に決めてみてください。

1種類だけで作ってもOKです。

おすすめの材料

香りの強いフルーツ

レモン、ライム、オレンジ、リンゴなどの輪切りや皮など。クランベリーも定番のひとつです。
バナナなどの香りのないフルーツは避けます。

スパイス類

シナモン、八角、ナツメグ、バニラビーン、クローブなど。
スパイス系を入れるとエスニックな香りになるので、お好みで省略してもOKです。

香りの強いハーブ

ミント、ラベンダー、ローズマリー、セージ、タイムなど。
爽やかさを求めるならフレッシュハーブですが、香りの持続を求めるならドライハーブを使います。

材料の比率

材料の比率もお好みで調整してください。

全体の量としては、鍋の半分くらいまでが目安です。

終わったポプリはお掃除に活用

終わったポプリはお掃除に活用

ポプリを楽しんだ後の液体には、植物のエッセンシャルオイルがたっぷりと溶け込んでいます。
キッチンのお掃除用にとっておくと役立ちますよ。

ポプリの残り液で作るキッチンクリーナー

 ポプリが終わったら、あら熱を冷まします。


 材料をザルでこします。


 そのまま容器に詰めかえて、お掃除のときまで冷蔵庫に保管します。(保存の目安:1週間)


詰めかえ容器について

詰めかえる容器ですが、基本的には何でも良いです。
スプレーボトル、空きペットボトル、保存瓶、タッパーなど、ご自宅にあるものに入れておいてください。

掃除の仕方について

ポプリの残り液には除菌・抗菌作用があり、キッチンカウンターの除菌、シンクの水あか落とし、コンロ周りの油汚れの掃除に使うことができます。

汚れた箇所にスプレーをしてふき取るか、液体を直接 雑巾に含ませて拭いてください。

先ほどご紹介したポプリレシピの残り液で試したところ、油汚れの落ち具合がなかなかのものでした。

キッチンも良い香りになります。

ただし床を拭いてみたら少しベタついたので、床には使わない方が良さそうです。

注意点

変色の原因になるので、大理石には使わないでください。

また、使用前に必ず目立たない場所で試されることをおすすめします。

さいごに

日本で見かけるポプリといえば、乾燥した植物に後付けされた強い香りが定番でした。

そのため、私はずっとポプリというものが苦手だったのですが、ストーブトップポプリだけは違います。

人工香料ではない自然の香りは、呼吸が深くなり、とても心地よいです。

ペットやタバコの臭い、生活臭が気になるときにぜひお試しくださいね。