混ぜるだけ!ハーブの調味料の作り方|みそ・しょうゆ・塩を使った手作り調味料
「なんだか料理の味が決まらないから、〇〇の素を入れておこう」
料理をしていると、このような場面がよく出てきますよね。
困ったときには本当に頼りになる化学調味料。
ですが、もし化学調味料なしでも料理の味が決まるとしたら。
それが一番うれしいですよね。
今回の記事では「子供のためにも化学調味料はなるべく使いたくない」「でも料理の味が決まらない」という方へ向けて、
ハーブを使った混ぜるだけの簡単調味料の作り方をご紹介します。
ハーブを出汁に使う
ハーブは「薬味」というイメージが強いかもしれませんが、外国ではハーブは「出汁(だし)」として使われています。
ハーブを調味料のひとつとして使うと、次のような良いことがあります。
ハーブを調味料に使うと起こる良いこと
・化学調味料なしでも味が決まる
・肉や魚の臭みが消える
・食材のうまみを引き出すことができる
・料理の味に深みが出る
・使う塩の量が減る
・味覚がリセットされる
特に、最後の「味覚のリセット」はとても大切なことだと思います。
ハーブを調味料に加えるだけで、次第に味覚が正常な状態に戻っていきます。すると、意識しなくても食生活が自然と整っていくという嬉しいおまけ付きです。
ハーブで作る調味料
ハーブを調味料として取り入れる一番簡単な方法は、よく使う調味料にハーブを混ぜてしまうということです。
ただ、日本の調味料に西洋のハーブを混ぜるのって違和感がありますよね。
この記事では、私が味見をして「これはおいしい!」と思ったハーブの組み合わせをご紹介します。
今後、さらに組み合わせを追加したり、ハーブ調味料を使った新しい料理などもご紹介したりしていくつもりです。どうぞお楽しみに!
ハーブソルト
ハーブの調味料で一番のおすすめはハーブソルトです。
基本的に、どんなハーブを混ぜても失敗することはありません。
たとえば「パスタを作るときにいつもバジルを入れている」という方なら、塩とドライバジルをあらかじめ混ぜておいて「バジルソルト」を作っておくと便利です。
よりイタリア風にするには、バジルソルトに「ドライローズマリー」「ドライタイム」「ドライオレガノ」などを混ぜてみてください。ハーブが複数混ざり合うことで、味に深みとコクが出ます。
ハーブソルトの作り方
おすすめの比率
ドライハーブ:塩 = 1:2
保存方法
常温で2年間保存可能
おすすめのハーブ
バジル、オレガノ、タイム、ローズマリー、ミント
関連記事 プロの味も思いのまま!ハーブソルトの基本のレシピとアレンジ方法
ハーブ醤油
ハーブと醤油を合わせると「香味醤油」になります。
炒め物やチャーハンに使うとひと味違う仕上がりに。シンプルに、目玉焼きや卵かけご飯にかけてもおいしいですよ。
フレッシュハーブを使うなら、15分も置いておけばハーブの香りが醤油に移ります。ドライハーブを使う場合には香りが移りづらいので、1時間ほど置いておきましょう。
ハーブと一緒ににんにくを入れて「にんにくハーブ醤油」にすると、とってもおいしいです。
バジルにんにく醤油のレシピ
ハーブ醤油の作り方
おすすめの比率
フレッシュハーブ:醤油 = 1:1
ドライハーブ :醤油 = 1:2
保存方法
冷蔵庫で3週間
おすすめのハーブ
バジル、ミント、ローリエ
ハーブみそ
ハーブと味噌の組み合わせは異様に思えるかもしれませんが、実はとてもおいしいです。
私は主に、ハーブ味噌を炒め物に使っています。
豚肉を使った炒め物にはバジルやセージ入り味噌がおいしいです。レモングラスやミントを使った爽やかな味噌は、もったりとしがちな鶏肉料理に使います。
ハーブみその作り方
おすすめの比率
ドライハーブ :醤油 = 1:3
フレッシュハーブ:醤油 = 1:2
保存方法
冷蔵庫で2か月
おすすめのハーブ
バジル、セージ、ミント、レモングラス
※ セージは香りが強いので、上の比率よりもやや控えめにすることをおすすめします。
こちらの記事もおすすめ
ハーブの調味料はまだまだたくさんあります。
もしご興味があれば、ぜひ他の記事ものぞいてみてくださいね。
ハーブケチャップ new!!