お風呂でスキンケア|ローズマリー・バスの作り方
がんばって働いた1日の終わりには、ローズマリーが香るお風呂にゆっくりと浸かってみませんか?
市販の入浴剤の強い香料とは異なり、本物のローズマリーで作るお風呂の香りはふんわりと優しく、体の芯までリラックスできます。
ローズマリーのお風呂を作るのに、たくさんの材料はいりません。「ローズマリー」と「排水溝ネット」があればOKです。
リラックスもスキンケアもできる、ローズマリーのお風呂をぜひお試しください。
目次
1 ローズマリーのお風呂とは?
2 ローズマリーバスのレシピ4つ
・ ローズマリーだけ
・ ローズマリー+塩
・ ローズマリー+カレンデュラ
・ ローズマリー+ラベンダー
6 今日の我が家のお風呂は・・・
ローズマリーのお風呂とは?
ローズマリーのお風呂「ローズマリー・バス」は、ローズマリーの美容成分の溶け込んだお風呂で全身をケアする方法です。
ローズマリーの美容成分は「精油」なので、お湯にひたして熱を加えると、お風呂の中に溶け出します。
お風呂に入るだけで手の届かない背中までケアすることができるので、とても便利です。
ローズマリーのお風呂はこんな不調におすすめ
ニキビ肌
オイリースキン
湿疹
くすみ
目の下のくま
老け肌
ローズマリーの美肌効果は、化粧水に使うこともできます。レシピは「ローズマリーだけの純粋な化粧水|シンプルな手作り化粧水」をご覧ください。
ローズマリーバスのレシピ4つ
ここからは、ローズマリーのお風呂の作り方をご紹介します。まずはシンプルに、ローズマリーだけで作ってみましょう。
1.ローズマリーだけ(基本のレシピ)
ローズマリーと排水溝ネットがあれば、シンプルなローズマリーのお風呂を作ることができます。
排水溝ネットはストッキング型のものが良いです。パッケージに「浅型」「深型」と書いてあると思いますが、「浅型」で大丈夫です。浅型のネットでも上の写真ほどの深さがあるので、ローズマリーは余裕で入ります。
排水溝ネットの代わりに、フルーツネットや、使い古したストッキングを使うこともできます。
Ingredients ー材料ー
※できあがりの量 1回分
・ ローズマリー(フレッシュハーブ) … 3枝
・ 排水溝ネット(浅型/or 深型タイプ)… 1枚
Instructions ー作り方ー
1 ローズマリーをハサミで半分にカットします。
2 ローズマリーをネットに詰めます。
3 ネットの口をねじります。
4 ねじった部分を結んだら「ハーブの入浴剤」の完成です。
5 あとは、お風呂にポン!と投げ入れるだけです。
空の浴槽に4のハーブの入浴剤を入れてからお風呂を沸かしてもいいですし、お風呂が沸いてから入れることもできます。
レシピのポイント
ラップに包んで保存
作ってから使うまでの時間が空くときには、ラップで包んでおきましょう。ラップで包んだ後は冷蔵庫の野菜室に保存しておきます。
最長1週間くらい保存できますが、できれば作った次の日のお風呂までに使うのがベストです。
量はお好みで調節OK
ご紹介したレシピの量だと、ローズマリーの香りは優しめです。お子さんでも、男性でも違和感なく入ることができます。
ローズマリーの香りをもっと強めたい!という場合には、レシピのローズマリーの量を2~3倍にしてみたり、ローズマリーを細かく刻んだりしてみてください。
2.ローズマリー+塩(発汗作用、デトックス)
ローズマリーにもう少し何かを足したい場合には「塩」がおすすめです。
塩を足すと汗をかきやすくなり、デトックス効果、肌のくすみの軽減、にきび肌の緩和、肌にツヤを出すなどの効果があります。
ちなみに、ローズマリーバスに使う塩の種類は、精製塩(=食卓塩)ではなく、「自然塩」を使います。自然塩であれば、岩塩でも海塩でもOKです。お風呂用で人気の塩は、シーソルト、ピンクソルト(上の写真のもの)、エプソムソルトです。
ローズマリー+塩のお風呂の作り方
基本のレシピに、塩(大さじ2~4)を足して作ります。
TIPS
レシピの塩の量(大さじ2~4)は、一般的なバスソルトの量としては少なめです。私の場合はこの量でも発汗効果がありましたが、もっとたくさん汗をかきたい!という方は、お好みで塩の量を増やしてみてください。塩は、お風呂1回あたりで最大カップ1杯まで入れることができます。
3.ローズマリー+カレンデュラ(肌荒れ、ひっかき傷)
ローズマリーバスのスキンケア効果を高めるには、「カレンデュラ」がおすすめです。
「カレンデュラ」というハーブはあまり聞きなれないかもしれませんが、ローズマリーと並ぶ、ハーブ界のスキンケアの女王です。カレンデュラに含まれるオイル分のスキンケア効果は強力で、なんと損傷した皮膚細胞を修復する力もあるのだとか!
肌荒れや湿疹にお悩みの方におすすめです。
ローズマリー+カレンデュラのお風呂の作り方
基本のレシピに、大さじ1~2ほどのカレンデュラ(ドライハーブ)を加えて作ります。
TIPS
実際に使ってみた感想としては、カレンデュラの香りはほとんどしませんでした。それは、カレンデュラにはほとんど精油(香り成分)が含まれていないためです。
しかし、香りはしなくても、カレンデュラのオイルが溶け出したお風呂は、お湯が多少柔らかくなるような感覚があり、お風呂あがりの肌の乾燥も和らぎます。
見た目的にも「花」が入浴剤に加わるとかわいいので、ハーブバスがさらに楽しくなります。
4.ローズマリー+ラベンダー(リラックス、赤み肌)
ローズマリーバスのリラックス効果を強めるなら「ラベンダー」がおすすめです。
ラベンダーには炎症を抑える作用があります。日焼けあとの肌や、赤み肌、ニキビや湿疹肌の鎮静におすすめです。
また、ラベンダーの香りにはリラックス効果・抗うつ効果があるので、ラベンダーの香りをかぐだけで、1日の疲れを癒すことができます。気持ちが悲しく沈みがちなときにも、ラベンダーのお風呂は効果的です。
ローズマリー+ラベンダーのお風呂の作り方
基本のレシピに、小さじ1~2ほどのラベンダー(ドライハーブ)を加えて作ります。
TIPS
ラベンダーのドライハーブの代わりに、ラベンダーの精油を使うこともできます。ドライハーブよりも精油の方が取り扱い店が多く、簡単に手に入ります。
お風呂に入る直前に精油をローズマリーに1~2滴垂らしてから、お風呂に沈めて使ってください。
今日の我が家のお風呂は・・・
ちなみに、今日の我が家のお風呂は「ローズマリー+ピンクソルト+カレンデュラ」にしました。
娘が軽いアトピー持ちで、汗をかくと腕をポリポリかいています。皮膚が損傷していそうなので、カレンデュラで癒してあげられたらなあと思い、この組み合わせにしました。
あなたはどのレシピがお好みでしたか?
ぜひローズマリーで、すてきなバスタイムをお過ごしくださいね。
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