ローズマリーだけの純粋な化粧水|シンプルな手作り化粧水

ローズマリーの化粧水

手作りの化粧水と言えば、エタノールやグリセリンなど、用意するものがたくさんで大変なイメージがありますよね。

実は、ハーブを使えば、手作りの化粧水をもっとシンプルに、簡単に作ることができます。

もちろん、美肌効果もたっぷり・使い心地も良い化粧水です。

シンプルな材料で、余計なものは含まない。上質な化粧水を手作りしてみましょう。

「ひたす」だけで出来てしまう化粧水?

今回ご紹介する化粧水のレシピは「水に浸すだけ」で作れます。
これは決して手抜きの方法ではなく、むしろ効率的な方法です。

ローズマリーの美肌成分は「精油」に多く含まれています。精油は熱に弱いので、グツグツ煮るよりも、ただ浸けておくだけの方が、成分が破壊されたり揮発したりする心配がありません。

以下はハーブの専門家の意見です。

ハーブはデリケートで熱に弱い。そして精油は高温で壊れてしまう。そのため、ハーブを水に浸ける「水出し法」は、精油成分を効率的に取り出す方法として利用することができる。

『Medical Herbalism: The Science and Practice of Herbal Medicine』by David Hoffmann P.220より引用

化粧水は簡単に作れる

ハーブを鍋でグツグツ煮ると、いかにも「効果のありそうな」化粧水に見えます。しかし専門家の言うように、ただ水に浸けるだけで、ハーブの成分をたっぷり含む美肌化粧水を作ることができるのです。

無駄な作業は、化粧水に不純物を増やすだけです。DIYコスメはもっとシンプルに、簡単に作ることができるのです。

ローズマリーの化粧水の作り方

ローズマリーの化粧水の使い方

ローズマリー化粧水の見た目は無色透明ですが、よく見るとほんのりベージュ色に染まっています。

とろみはなく、さっぱりとしたテクスチャーで、顔になじませるとローズマリーの香りがふわっと漂います。

目を閉じると、まるでローズマリーの草原にいるかのような、心地よい気分にひたることができます。これは人工的な香料を用いている市販の化粧水では味わえない贅沢です。

Ingredients  ー材料ー

使うローズマリーは、「ドライ(乾燥)」でも「フレッシュ(生)」でもどちらでも構いません。ドライローズマリーでも、浸水時間を守れば、ちきんと香りの強い化粧水を作ることができます。

ローズマリー

できあがりの量 約300ml

・ ドライローズマリー … 大さじ山盛り2杯
  またはフレッシュローズマリー … 大さじ山盛り4杯
・ (浄水、またはできるだけきれいな水) … 約300ml

・ 密閉できる保存容器(300mlサイズ以上のもの)

Instructions ー作り方ー

1 容器にローズマリーを入れます。

ローズマリーの化粧水の作り方1


2 瓶の上のあたりまで水を注いだらふたを閉め、冷蔵庫に入れます。

ローズマリーの化粧水の作り方2


3 ひと晩(または6~8時間)置いたらできあがりです。

ローズマリーの化粧水の作り方


レシピのアレンジ

精油を足してみる

美肌効果のある精油を3~5滴ほど加えてさらに効果を強めることもできます。

おすすめの精油は次のものです。

・炎症や赤みのある肌に:ラベンダー、カモミール
・肌をなめらかにする:ローズマリー、ゼラニウム、カレンデュラ
・肌を引き締めツヤを出す:フランキンセンス、ローズ

他のハーブを足してみる

ローズマリーだけではなく、他のハーブとミックスして作ることもできます。

・爽快感のある化粧水にしたいとき:ミント
・肌の乾燥が気になるとき:カモミール
・肌がしぼんでいるとき・顔色が悪いとき:レモンバーム

ローズマリー化粧水の使い方

ローズマリー化粧水の使い方

パッティングに

冷蔵庫で冷やしたローズマリー化粧水は、開いた毛穴を引き締めるためのパッティングにぴったりです。コットンに化粧水を取ったら、両手ではさんで体温を移します。その後、肌全体をまんべんなくパッティングしていきます。はじめは冷たく感じますが、パッティングしていくうちに、徐々に毛穴が引きしまるのが実感できます。

ローションパックにする

ローションパック用のシートにしみ込ませて、じっくりとパックすることもできます。これは、5日で使い切るための消費法にもなります。

毛穴詰まりには、クレイの粉をローションで溶いて、クレイパックにしてみてください。

ブースターにする

ローズマリーの化粧水はサラサラとしたテクスチャーです。それは、市販の化粧水のようにグリセリンなどが含まれていないためです。

市販の「しっとり化粧水」は肌の表面をコーティングして「保湿しているかのように」見せかけているものが多いです。実際のところは、化粧水の「とろみ」が肌への化粧水の浸透を妨げています。ローズマリーの化粧水のようにサラサラとしたものの方が、肌への浸透率が良いです。

洗顔後にはまずはローズマリーの化粧水を使い、肌に水分の「通り道」を作りましょう。その後に市販の化粧水をつければ、「通り道」があるために、肌への浸透が良くなるはずです。

手作り化粧水の注意点

敏感肌の方は、ローズマリーの化粧水でアレルギーを起こす可能性があります。念のため、使用前にパッチテストをすることをおすすめします。

また、妊娠中の方は控えめに使用することをおすすめします。

ローズマリー化粧水の効能

ローズマリーの成分でたるみ・しわを撃退

  • 抗酸化作用により、肌の老化を遅らせる
  • 肌の弾力性を高め、たるみやしわを減少させる
  • 抗炎症作用により肌荒れを鎮静する
  • 肌に栄養をたっぷり与える
  • フリーラジカルによるダメージから皮膚細胞を守る
  • 消毒作用により、にきび肌を優しくケア

手作りの化粧水のもうひとつの作り方

ハーブの化粧水は煮出して作ることもできます。

ローズマリーやミントは水に浸けて作る方法をおすすめしますが、煮込んで作れば、肌へより多くの栄養を与える化粧水になります。

・水に浸けて化粧水を作ると、精油をたっぷり抽出できる

・煮込んで化粧水を作ると、精油だけではなく、水だけでは引き出せない有効成分も取り出せる

ここは厳密に考えすぎると頭が混乱してしまうので、気の向いた方法で、使い心地の好みで決めていけば良いと思います。結局どちらの方法でも有効成分は含まれているので、安心して化粧水作りに挑戦してみてくださいね。

美容成分だけで作る濃厚な化粧水|ハーブの化粧水の作り方