ミントの種類でおすすめなのは?|目的別で選ぶミントの品種一覧

ミントの種類でおすすめなのは?

「ミントを育ててみたいと思い立ったものの、どの種類を選べばいいのか分からない」ことってありますよね。

お店をのぞくと「チョコレートミント」「ストロベリーミント」「オレンジミント」など、かわいい名前のミントがたくさんあって迷ってしまいます。

私自身も、ミントを買おうかと思うたびにいつも迷っています。

そこでこの記事では、ミントの種類を選ぶひとつのヒントとして、「ミントの使う目的」ごとに、おすすめの品種をまとめてみました。

「ミントが大きくなって収穫したら何に使いたいかな」と想像しながら読んでみてください。きっとあなたにぴったりのミントが見つかるはずです。

「ミントをどんな風に使うか全く想像できない!」という方は、「ミントの使い方28通り|精油なしでできる!ミントの消費アイディア」を先に読んでみるとイメージしやすくなります。

【目的別】ミントの種類 おすすめ一覧

ミントの種類が多すぎて選ぶのに迷ったときには、下の一覧を参考にしてみてください。

ミントの主な使い方ごとに、おすすめのミント17種を分類してあります。
分類は、それぞれの品種の香りや味の傾向と、人気の使い方から考えました。

下の表はあくまで「おすすめ」なので、表のような使い方しかできない、というわけではありません。

ミントの種類 おすすめ一覧

料理におすすめのミントの種類

ミントの種類のおすすめ:料理

料理をおいしくするミントの品種

スペアミント(イングリッシュミント)、アップルミント(マルバハッカ)、ペパーミント(セイヨウハッカ、ブラックペパーミント)、ニホンハッカ、マウンテンミント、ジンジャーミント

ミントを料理に使うなら、一番おすすめなのはスペアミントです。スペアミントは香りも味も優しく、料理に使いやすい品種です。どんな食材とも味が自然になじみます。

もう少しミントの風味を強調したいという時にはペパーミントを使いましょう。スペアミントよりも香りも味も強く、ミントの存在感が際立ちます。

ニホンハッカはペパーミントとよく似ていて、同じく香りと味が強めです。ペパーミントと同じ使い方をすれば問題ありません。

ミントをスパイスとして使うなら、辛味のあるマウンテンミントがおすすめです。乾燥させて、肉のスパイス調味料として利用してみましょう。

ジンジャーミントにはショウガの香りがあり、こちらも牛肉や鶏肉のスパイスとして使うことができます。アジア料理との相性が良いです。

サラダに少量ふりかけるとおいしいのはアップルミントです。サラダにふんわりとリンゴの香りを付けることができます。リンゴ風味のドレッシング作りに利用してもおいしいです。

アロマセラピーにおすすめのミントの種類

ミントの種類のおすすめ:アロマセラピー

優雅な香りに包まれたい時におすすめの品種

ベルガモットミント(オレンジミント・オーデコロンミント・レモンミント)、ウォーターミント(ミズハッカ)、ラベンダーミント

ベルガモットミントは別名オーデコロンミントと呼ばれ、香水に使われるほどの優雅な香りがあります。石けん、ローション作りにぜひ使いたい品種です。

ラベンダーミントもまた、ミントの品種としては珍しく、華やかで重みのある香りがします。石けん、バスソルト作りに使ったり、ポプリやサシェにもぴったりです。

ミントらしい香りを求める場合には、ウォーターミントを使いましょう。ペパーミント系の香りで、とても爽やかで心地よい香りです。アロマセラピーのトリートメントにも使われている品種です。

ミントティーにおすすめのミントの種類

ミントの種類のおすすめ:ミントティー

薬用効果もしっかり。毎日のミントティーにおすすめの品種

スペアミント(イングリッシュミント)、ペパーミント(セイヨウハッカ、ブラックペパーミント)、ニホンハッカ、ウォーターミント(ミズハッカ)、モヒートミント(キューバミント・イエルバ ブエナ・ケンタッキーカーネルミント)、キャットミント

ハーブティーに使われる定番の品種と言えば、スペアミント、ペパーミント、ニホンハッカです。薬用効果も多くの科学実験で証明されていて、安心して摂ることができます。

味は、スペアミントティーが優しい味であるのに対し、ペパーミントとニホンハッカには甘味と強めのミントの香りがあります。

アイスミントティーにするとおいしいのはウォーターミントとモヒートミントです。ウォーターミントは、ミントの品種の中でも一番の爽快感があり、飲むと頭がシャキッと冴えます。モヒートミントのアイスティーは格別のおいしさで、一度飲むとハマってしまう人がいるほどです。

キャットミントティーは穏やかでほんのり甘く、心を落ち着かせるリラックスティーやスリープティーとして人気があります。

モヒートにおすすめのミントの種類

モヒートにおすすめのミントの種類

「モヒート」をおいしくするミントの品種

モヒートミント(キューバミント・イエルバ ブエナ・ケンタッキーカーネルミント)、スペアミント(イングリッシュミント)、アップルミント(マルバハッカ)、ペパーミント(セイヨウハッカ、ブラックペパーミント)、パイナップルミント、ストロベリーミント

モヒートは、ラム酒がベースのミントとライムのカクテルです。選ぶミントの品種によって、風味を変えることができます。

モヒート作りに使うミントの定番は、モヒートミントです。モヒートミントは、実際にキューバでモヒート作りに使われていたミントです。モヒートのためにあるミントなので、間違いなくおいしく作ることができます。

スペアミントとペパーミントは、人気で手に入りやすいということもあって、モヒート作りに多く使われている品種です。さっぱりとしたモヒートを作りたい時におすすめです。

モヒートミントが手に入らない場合には、アップルミントを代わりに使うこともできます。アップルミントはモヒートミントの親で、甘い香りがモヒートミントと共通しています。

モヒートにフルーティーな風味をつけたい場合には、パイナップルミントかストロベリーミントを使いましょう。少し変わったモヒートを作ることができます。

デザート作りにおすすめのミントの種類

ミントの種類のおすすめ:デザート

デザートをおいしくするミントの品種

チョコレートミント、ラベンダーミント、バナナミント、ストロベリーミント

ミントでアイスクリームやシェイク作りに挑戦するなら、チョコレートミントかバナナミントがおすすめです。こってりとした乳製品に爽やかさを加えてくれます。

ケーキやシャーベットには、ストロベリーミントが多く使われています。ストロベリーミントだけだと色が出ないので、実際にイチゴも加えて、見た目もストロベリーにするとおいしそうに見えます。

クッキーやマフィンなどの焼き菓子におすすめなのはラベンダーミントです。熱を加えると、ラベンダーに似た香りがふんわりと漂います。

デザートに合うミントはそれぞれ、デザートの飾りとしても使うことができます。

虫よけにおすすめのミントの種類

ミントの種類のおすすめ:虫よけ

良い香りで効果的に虫を退治する品種

ペニーロイヤルミント、ペパーミント(セイヨウハッカ、ブラックペパーミント)、スペアミント(イングリッシュミント)

虫よけとして一番人気の品種はペニーロイヤルミントです。ペットに直接葉をこすりつけてノミよけとして使うことができます。

ペパーミントとスペアミントも、虫よけスプレー作りによく使われています。ペパーミントは香りが強い品種なので、スペアミントよりも強い虫よけ効果を期待できます。

この使い方はNG!のミントリスト

ミントは、「合う・合わない」を考えなければ、ほとんどどの品種でも同じ使い方ができます。

例えば、さきほど「デザートにはチョコレートミントがおすすめ」と書きましたが、チョコレートミントで虫よけもできますし、ミントティーに使うこともできます。

色々試してみるのも楽しいものですが、「これは合わない!」という使い方もありますので、いくつかご紹介していきたいと思います。

【NG】ウォーターミントを料理に使う

ウォーターミントはとても香りの強い品種のため、料理への使用は嫌煙されています。ウォーターミントの強烈な香りが、料理を不味くしてしまうからです。

ウォーターミントは食べることはできますが、ミントティー作りまでにとどめておきましょう。

【NG】フルーティーな香りの品種を料理に使う

チョコレートミント、ラベンダーミント、バナナミント、ストロベリーミントを料理に使うと、料理によっては不快な風味を与える場合があります。

特にラベンダーミントは、料理に使いすぎるとポプリを食べているような風味になる可能性があるので注意しましょう。

フルーティーな香りの品種は、デザートやアイスドリンクに合います。

【NG】ペニーロイヤルミントを食べる

ペニーロイヤルミントは、昔は料理に活用されていました。よって、食べられない品種というわけではありませんし、通常の量の摂取なら問題ないとされています。

しかし、大量摂取による被害報告があってからは、通常の量でも食べるのが怖いと思われるようになりました。

現在では、ペニーロイヤルミントは食用としては用いられていません。

また、ペットのペニーロイヤルミントの摂取は、少量でも有害になる恐れがあります。ご注意ください。

【NG】パイナップルミントのミントティー

パイナップルミントは、他のミントと食べ比べてみると、少し苦味があり、香りが弱いです。

「苦い・香りが弱い」という要素のある品種は、ミントティー作りには合いません。パイナップルミントでミントティーを作ると、他の品種で作るよりも明らかに味が落ちます。

パイナップルミントは、味が全面的に出るミントティーのような使い方よりも、カクテルに風味を添えるような使い方が合っています。

ミントはどこで買える?

ミントの種類のおすすめ:ミントの買い方

興味のあるミントの種類は見つかりましたか?

さいごに、ミントをどこで手に入れることができるのかをご紹介します。

スペアミント・ペパーミント

スペアミント・ペパーミントなら、スーパーで簡単に見つけることができます。配置場所はどのスーパーでもたいてい、野菜コーナーのはじっこ、一番上の段にあります。または、ルッコラなどのサラダ系ハーブのそば、薬味のそばにあることもあります。値段は100~300円の間くらいです。

ミントの鉢植え

スペアミントやペパーミントなどの人気のミントの鉢植えなら、スーパーの植木コーナーや花束のコーナーに置いてあることがあります。

ホームセンターに行けば、レモンミントやアップルミントも手に入るかもしれません。

ただし、それ以外のミントはなかなか園芸店でも見かけません。わざわざ探しに行くと無駄足になる可能性もあるので、インターネットで買ってしまう方が早いと思います。

インターネット販売だと、「楽天」に豊富な種類のミントがそろっているように見受けられました。アマゾンだと、私が見たところでは、色々なミントの品種は見つけづらかったです。楽天で「ミント 鉢植え」で検索してみてください。いくつかの種類をセットで購入することもできます。

野生のミント

ミントは自生する力が強いので、野生のものも簡単に見つけることができます。

たとえば、集合住宅の塀からはみ出ている植物や、道路の脇に生えている植物をよーく見ると、スペアミントだったりします。

ただし、ハーブ採集の知識がない方は、野生のミントを採って食べるのは危険な行為とも言えます。

ミントは変種が多い

ミントは簡単に自然交雑しやすく、変種が多いです。たとえミントらしきものがあっても、本当にミントなのかの判別がとても分かりづらいです。

ミントを特定するには、茎にうぶ毛が生えているか、葉のギザギザの深さはどのくらいか、花の色や形は一致しているかまでをも確認する必要があります。

有毒なハーブもたくさんあるので、品種を間違えないように、徹底的に調べてから採取しましょう。

さいごに

私は以前、たくさんのミントの種類に対して、「同じミントなんだから、味も香りも全部同じだろう」と思っていました。しかし、色々なミントの香りをかぎ比べてみると、確かに香りに違いがあることが分かりました。

嘘のようですが、チョコレートミントは本当にチョコレートの香りがしますし、ストロベリーミントは、本当にイチゴの香りがします。

おもしろい品種がたくさんあるミント。ぜひ色々と買いそろえてみてくださいね。