【ひんやり美味しい】水出しミントティーの作り方|ホットティーとの違いも解説
水出しミントティー
ミントを水に浸すだけの、ひんやり美味しい水出しミントティー。作り方のポイントは「ライムをたっぷりと加えること」です。この記事では、サンフランシスコのレストランで飲んだミントティーを再現したレシピをご紹介します。
水出しミントティーの作り方
Ingredients ー材料ー
※できあがりの量 2杯分
・ フレッシュミントの葉 … 大さじ2~ひとつかみ
・ 水 … 500ml
・ ライムのスライス … 4~5枚
・ ピッチャー、またはグラス
Instructions ー作り方ー
1 ミントの葉をピッチャー(or 大きなグラス)に入れます。
point:ミントの葉を半分にちぎって軽くもんでおくと、香りが強くなりおいしくなります。
2 ピッチャーの上まで水を注ぎます。
point:ミントと水の割合は、水500mlに対してミントを軽くひとつかみ程度が目安です。
3 ラップをし、冷蔵庫にひと晩おきます。
point:日中に作る場合には、6~8時間おいてください。
4 ミントをこしながらグラスに注ぎます。
point:この工程は省いてもOKです。ミントで飲みづらく感じる場合は、お好みでこしてください。
5 ライムとミント(分量外)を飾ればできあがり。
point:飾り用に新しいミントを用意すると、新鮮な香りがして、よりおいしくなります。
Tips ーレシピのポイントー
- ミントの量は、正確に量る必要はありません。ざっくりと量るのがアメリカ流です。
- ライムの皮から苦味が出てくるので、ライムを飾るのは飲む直前がおすすめです。
ライムをたっぷり添えて
サンフランシスコで飲んだミントティーには、たっぷりのライムが別皿で出てきました。「好きなだけ使っていいよ」という一言が、なんともおしゃれでした。
ご家族やお友達に水出しミントティーを作ってあげるときには、ぜひサンフランシスコ流に、たっぷりのライムを添えてみてください。
量は、2人分でライム1個分ほどだったと思います。くし切りになっていたので、しぼりやすかったです。
水出しミントティーとホットミントティーの違いは?
「ホットミントティーと作り方が全く違うけど、本当に栄養はあるの?」
「水出しティーとホットティーって何が違うの?」
などなど、水出しミントティーを作ると、多くの疑問が湧いてくると思います。
ここからは、水出しティーとホットティーの違いについて解説します。
味の違い
水出しミントティーは、ホットミントティーよりもかなりさっぱりとした味がします。
- ホットミントティーの味:甘味、苦味、くすんだ味、コク、優しいミントの香り
- 水出しミントティーの味:クリアな味、強いメンソールの香り、舌に残る冷却感、苦味がなく飲みやすい
ホットミントティーにはコクと甘みがあるのに対して、水出しミントティーには甘みはなく、メンソールの強い香りがします。
水出しミントティーは、言い換えれば「ミントウォーター」です。飲んでみると、「ミントの香りがついた水」に違い感覚です。水出しミントティーには、ホットミントティーにありがちな「苦味やえぐみ」「くすんだ味」が一切しないので、味はとてもおいしいです。
栄養価の違い
水出しミントティーには、ホットミントティーよりも多くの「エッセンシャルオイル(精油)」が含まれています。
実は、ミントの主な効能は、エッセンシャルオイルがもたらしている効能でもあります。つまり「ミントの代表的な効能 = ミントのエッセンシャルオイルの効能」ということです。
水出しミントティーは、見た目と味はあっさりしていますが、ミントの効能がしっかりと含まれています。
水出しミントティーの主な効能
- 脳の働きを促進
- 口臭予防
- 消化促進
- リラックス効果
- 風邪予防
さらに、お湯を使わない水出しミントティーには、ホットミントティーよりも多くのビタミンCが含まれています。熱でビタミンCを破壊することがないので、自然のビタミンドリンクとしても活用することができます。
これほど美容と健康に良いのに、冷蔵庫に「放置」しておくだけで完成してしまうなんて、なんだかお得ですね。
さいごに
冷たい水出しミントティーは、熱い夏の日や寝起きの水分補給、お風呂上りのクールダウンにと、どんな時にでも飲むことができます。
さらに、まとめて作って保存しておくこともできます。ラップで香りが逃げないようにフタをして、冷蔵庫で保存できます。5日~1週間以内には飲み切っておきましょう。
フルーツを合わせれば、インフューズドウォーターとして楽しむこともできます。「ミントとブルーベリーのインフューズドウォーター」、「バジル・ミントのインフューズドウォーター」のレシピが参考になります。