【のどの痛みに】リコリスの効能5つと上手な使い方
リコリスの効能まとめ
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強い甘みのあるハーブです。せきや喉の痛みを和らげ、ぜんそくを楽にすることで知られています。 妊娠中、授乳中、高血圧、腎不全、糖尿病、肝臓に疾患のある人は多量摂取しないように注意しましょう。 |
リコリスの効能と使い方
基本情報 |
別名 Licorice、カンゾウ 学名 Glycyrrhiza glabra 分類 マメ科 |
主要成分 |
サポニン、フラボノイド、クマリン、ステロール、トリテルペン |
作用 |
抗炎症、去痰、鎮痛、鎮咳、解熱、利尿、抗アレルギー、抗ウイルス |
リコリスはこんな不調におすすめ
のどの痛み・はれ
消化不良
胃腸の痛み
痰のつまり
しつこい咳
リコリスは昔から、のどの痛みに使われてきました。リコリスでシロップを作って「咳止めシロップ」として使う人も多いです。
炎症をしずめる作用があり、胃腸の痛みにはリコリスティーが良いと言われています。
中年クライシスへの効果が研究されていて、中高年のストレスを和らげる可能性も期待されています。
味と香り
リコリスティーはどんな味なのかというと、かなり「甘い」です。香りはないので、「甘い」ということしか感じません。その甘みも独特で、飲んだあとに喉に張り付くような不思議な甘さです。
西洋のハーブの本では「甘いハーブなので子供も大好き」とよく紹介されていますが、日本の子供には、独特のリコリスの甘みはウケが悪いかもしれません。
リコリスだけでハーブティーを作ると独特な甘味が目立ってしまうので、何かを混ぜて作ると良いです。
たとえば、はちみつを多く混ぜて「リコリスシロップ風」にしてみたり、苦味のあるセージや爽やかなミント、酸味の強いハイビスカスなどと1対1でブレンドすると、甘ったるさが消えて飲みやすくなります。
使い方
砂糖の200倍の甘みがあるとされているリコリスは、砂糖の代わりに料理に使うことができます。つくだ煮や漬物、お菓子作りに加えてみましょう。ただし、リコリスの独特の風味が出てしまう可能性もあるので、はじめはほんの少量から試してみることをおすすめします。
リコリスの一番人気の使い方はハーブシロップです。自然の咳止め薬として、風邪のときなどに使うことができます。
リコリスってどんなハーブ?
リコリスと言えば、アメリカではリコリスから作られたキャンディーが有名です。見た目は何だかすごい色ですが、アメリカの子供たちには大人気です。

リコリスキャンディー
日本でも、リコリスは私たちがよく食べるお菓子の甘味料として使われています。今度お菓子を食べるときにはぜひ原材料名を見てみてください。意外とリコリスが多くの商品に使われていることにびっくりします。
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