【手作りハーブソルト】1種類からできる!おいしいハーブの組み合わせ

【手作りハーブソルト】1種類からできる!おいしいハーブの組み合わせ

この記事はこんな人におすすめ

  • 手作りハーブソルトに挑戦してみたい
  • ハーブソルトの組み合わせや調合が分からない
  • ハーブを何種類もそろえたくない

近ごろお店でもよく見かけるようになった「ハーブソルト」。一度使ってみて、そのおいしさにすっかりはまってしまった人も多いのではないでしょうか。

市販のハーブソルトもおいしいのですが、それを上回るおいしさなのが「手作りハーブソルト」です。

市販品は、どんなに「オーガニック」や「ナチュラル」と書いてあっても、必ず食品添加物が入っています。

それに対し手作りハーブソルトは、新鮮なハーブを使い、添加物も保存料もなし。市販品には出せないハーブの風味を味わうことができます。

この記事では、手作りハーブソルトの基本の作り方と、おいしいハーブの組み合わせ、そして、本格派向けのバリエーションレシピをご紹介していきます。

手作りハーブソルトで料理を格上げ

ハーブソルトを使って一番良かったと思ったのは、料理が楽になったということです。

私はハーブソルトのおかげで、憧れのローストチキンが作れるようになりましたし、

ハーブソルトで作るローストチキン
参照:ジューシー ロブチキンの作り方

一品足りないときには、ハーブソルトで野菜を炒めるだけでおいしい副菜ができあがるので、レシピを検索したりメニューに悩んだり、ということがなくなりました。

ハーブソルトの野菜ソテー
参照:ハーブソルトの野菜ソテーの作り方

日本風のポテトサラダはきゅうりが入っていて子供が食べられないので、我が家ではハーブソルトをふんだんに使って、アメリカ風のポテトサラダを作っています。キュウリがない分、時間がたっても味や匂いの変化もないので、お弁当にも入れやすいです。

ハーブソルトで作るポテトサラダ
参照:ごちそうポテトサラダの作り方

ハーブソルトを手に入れてからは、面倒なハーブの下処理や、ハーブの保存期限を心配することなく、即席でハーブ料理が作れるようになりました。

ハーブソルトは一度作ると、2~3年は持ちます。

味に飽きたら、途中でスパイスを加えて味を変えたりできるので、使い切れずに余ってしまうということもありません。

こんなに便利なハーブソルトは、作らない手はないですね。

さっそくハーブソルトを作ってみましょう

基本のハーブソルトの作り方

ハーブソルトの作り方はとても簡単です。
必要なのは、フレッシュハーブと自然塩だけです。

ハーブと塩の割合はお好みで決めることができますが、はじめて作る方におすすめの割合は、ハーブ [1] に対して塩を [2] です。

ハーブソルトの基本の割合

ハーブ:塩 = 1:2

基本のハーブソルトの作り方

基本のハーブソルトの作り方

材料

※作りやすい量(できあがり 約350ml)

 フレッシュハーブの葉(バジル・ローズマリーなど) … 1/2カップ
自然塩 … 1カップ

作り方


 ハーブの葉をみじん切りにします。


 ボウルにハーブと塩を入れ、スプーンでよく混ぜたらできあがりです。


 密閉できる容器に入れ、冷蔵庫で保存します。(目安:2週間)


レシピのポイント

ハーブに塩を混ぜると、塩がハーブの水分を吸収して、かなり湿った状態になります。水分が多いので、冷蔵庫で保存しましょう。

ちなみに、2週間たっても使い切れない場合には「長期保存」させることもできます。長期保存の方法は、次の項目で解説します。

塩は何を選べばいい?

ハーブソルトには、岩塩や海塩などの「自然塩」がおすすめです。自然塩はミネラルがたっぷりなので、たくさんの栄養素とうまみが詰まっています。

一方、うまみが全くないのが「精製塩(食卓塩)」です。ハーブソルトをおいしく仕上げるには、精製塩を使うのはできるだけ避けましょう。

ハーブソルトを熟成させながら長期保存する

ハーブソルトを熟成させながら長期保存する

ハーブソルトは、基本的にはハーブと塩を混ぜれば完成します。
作ったらその場で、料理に使うことができます。

しかしながら、ハーブソルトをさらにおいしくしたり、長期保存させたりする場合には、「乾燥」というひと手間が必要です。

ハーブソルトを乾燥させると、ハーブが熟成され、うまみが凝縮されます。塩にもハーブのうまみがたっぷりと移るので、ハーブソルトがよりおいしくなるのです。

ハーブソルトを作った後はとりあえずは冷蔵庫に保存しておいて、時間のあるときに乾燥させる、という方法でもOKです。

ハーブソルトを乾燥させる方法

用意するもの

 ハーブソルト
料理用バット
 ワックスペーパー
 ガラス瓶(ふた付きで密閉できるもの)

作り方


 バットにワックスペーパーを乗せ、ハーブソルトを広げたら、直射日光の当たらない場所で2~3日乾燥させます。

ハーブソルトを乾燥させる1 ハーブソルトを乾燥させる2


 ハーブがパリパリになったら完成です。ガラス瓶に詰め替えてふたをしっかりと閉めます。常温で2~3年保存できます。

ハーブソルトを乾燥させる3


レシピのポイント

塩のかたまりは見つけ次第「砕く」

ハーブソルトを乾燥させる途中で、塩のかたまりが出てきます。
1日1回様子を見て、かたまりを見つけたらその都度、スプーンで砕いてください。塩が完全に乾燥すれば、もう固まらなくなります。

ハーブソルトのおいしい組み合わせ

ハーブソルトのおいしい組み合わせ

ハーブソルトの作り方は分かったものの、一番の悩みどころは「何のハーブを入れようか」ということだと思います。

ここからは、ハーブソルトにおすすめのおいしいハーブの組み合わせをご紹介します。

1.バジル

バジルは、ハーブソルト作りがはじめての人におすすめのハーブです。「バジル+塩」だけでもおいしいハーブソルトになるので、無理に色々な材料を集める必要はありません。

バジルはハーブの中でも1番食べやすいとされる、おいしいハーブです。香りは優しく、かんでもパセリのような苦味はありません。バジルの風味は食材にうまく溶け込むので、ハーブソルトにしても、色々な料理に気軽に使うことができます。

 バジルソルトが得意な料理

トマトパスタ、ペペロンチーノ、きのこ料理、にんにく炒め、エスニック料理、天ぷらのつけ塩など

 アレンジ:「+ミント」でエスニック風に

バジルソルトに「ミント」や「レモングラス」を合わせると、ガパオやフォーにもぴったりのエスニックハーブソルトになります。

2.ローズマリー

ローズマリーは香りが強く、ハーブソルトとしての役割をきちんとこなしてくれます。香りの優しいバジルやパセリだと、油の多い鶏肉などに使うと香りが消えてしまうのですが、ローズマリーならしっかりと香りづけしてくれます。

ローズマリーには、食材の臭み消しや、肉を柔らかくする働きもあります。

 ローズマリーソルトが得意な料理

ローストチキン、サーモンのバター炒め、から揚げ、フライドポテト、スクランブルエッグなど

 アレンジ:「+レモン」でこってり料理を爽やかに

鶏モモ肉などの油がたくさん出てくる肉料理には、ローズマリー+レモンがよく合います。油っこさを軽減し、臭みを消してくれるので、さっぱりと食べやすい味になります。

レモンの加え方は、レモンの皮を細切りにするか、ハーブソルトの完成後にレモン果汁をふりかけます。

「ローズマリー+レモン」のハーブソルトは別記事で詳しくご紹介しています。
ローズマリーのレモンソルトの作り方

3.タイム

タイムの香りは魚料理にぴったりです。白身魚でも青魚でも、どんな魚にも合います。

タイムはしっかりと魚の臭みを消してくれる上に、食べたときに口の中で香るタイムの風味がなんとも言えず幸せな気持ちになります。ローズマリーほど目立つ香りではないので、気軽に使うことができます。

 タイムソルトが得意な料理

白身魚のホイル焼き、サーモンのバターソテー、えびとニンニクのオリーブオイル炒め、ピクルスなど

 アレンジ:「+ローズマリー」で深みのある味に

タイムソルトに少量のローズマリーを加えると、両者のうまみが相乗効果になるようで、味に深みが出て、とてもおいしいハーブソルトになります。肉や魚、パスタやピザなどの料理にも幅広く使うことができます。

4.オレガノ

オレガノは「どんなハーブとも相性が良い」と言われている万能のハーブです。ハーブソルトに複数のハーブを使う場合には、さらにオレガノも加えると良いです。オレガノが、香りの違うハーブ同士のつなぎ役となって、全体の味をまとめてくれます。

ただし、生のオレガノは青臭さが目立つので、オレガノでハーブソルトを作る場合には、しっかりと乾燥させることをお勧めします。

 オレガノソルトが得意な料理

鶏肉と玉ねぎのバター炒め、かぼちゃのソテー、トマトパスタ、お刺身のマリネなど

 アレンジ:「+ガーリック」で万能に使う

「オレガノ+ガーリック」のハーブソルトは、味も良く使いやすいので、はじめてのハーブソルト作りにおすすめです。にんにくを加える場合には、スライスにするよりもみじん切りにする方が、完成してから使いやすくなります。

パンにバターを塗り、このハーブソルトを少々かけてからトースターで焼くと、おいしいハーブトーストができあがります。

ハーブソルトの使い方

ハーブソルトの使い方

ハーブソルトが完成したら、さっそく料理に使ってみましょう。
おいしく使うためのポイントをご紹介します。

1.こする

肉や魚の下味として使う場合には、ハーブソルトを食材全体に「こする」ようにすり込んでから焼きます。こうすることで、食材の臭みを消し、うまみを引き出し、ハーブの風味を閉じ込めることができます。

すり込んでから時間を置く場合には、10分程度で十分です。30分以上置いてしまうと、しょっぱくなることがあるのでご注意ください。

2.ふりかける

ハーブソルトは一緒に炒めるよりも、完成した料理に「ふりかける」のがおすすめです。

ハーブソルトを指でつまみ、高い位置から料理にかけるようにすると、まんべんなく味付けすることができます。

3.つける

ハーブソルトは、ディップソースやピクルス液にも使うことができます。

ピクルスなら、塩の代わりとして使うだけで、ハーブが香るおいしいピクルスになります。

トースト用のディップソースなら、オリーブオイル大さじ2にハーブソルト少々を混ぜれば完成です。

野菜用のディップソースなら、マヨネーズ大さじ2にオリーブオイルを少々、ハーブソルト少々を混ぜてみてください。

おわりに

ハーブソルトは、しっかりと乾燥させれば、常温で2~3年持つとお伝えしました。

しかしその間に、何度も開け閉めをしていると、湿ってくることもあると思います。

もしハーブソルトを使っているうちに塩のかたまりができたら、湿気っているサインです。もう一度バットに広げて乾かしてみましょう。

乾かすついでに、挽きたての黒こしょうを加えてみたり、ナツメグ少々を振ってみたりと、少しカスタマイズすると楽しいですよ。