ハーブティーの蒸らし時間は何分?タイプ別おすすめの蒸らし時間を解説

ハーブティーの蒸らし時間は何分?タイプ別おすすめの蒸らし時間を解説

ハーブティーの蒸らし時間はさまざまです。

ある商品では「5分」となっていても、ハーブティーの本を見ると「10分」となっていたりします。

とはいえ、5分と10分の違いの意味がよく分からないという方も多いのでないでしょうか。

この記事では、ハーブティーの蒸らし時間の意味や、好みに合わせて蒸らし時間を調節する方法をご紹介します。

おすすめの蒸らし時間は10分

おすすめの蒸らし時間は10分

まず結論から言うと、おすすめのハーブティーの蒸らし時間は10~15分です。

ハーブティーをただの「お茶」として楽しむのであれば5分でもOKです。しかしながら、ハーブティーに美容や健康などの効果を求めるのであれば、最低10分、できれば15分は蒸らしたいところです。

蒸らし時間「5分」のハーブティー

ハーブのフレーバーがほんのり溶け出した飲みやすいハーブティー

一般的に、お茶のフレーバーを引き出すのに必要な時間は「2~4分」と言われています。緑茶や紅茶の蒸らし時間はどちらもそのくらいの長さですよね。

ハーブティーの場合でも、紅茶のように「嗜好品」として楽しむのであれば、4~5分の蒸らし時間が最適です。

ハーブのふんわりとした香りが引き出されているのに、ハーブ独特の苦味やえぐみはないという、飲みやすい状態のハーブティーができあがります。

ハーブティーが初めての方や、ハーブティーがあまり得意でないという方は、このくらいの蒸らし時間がおすすめです。

蒸らし時間「10分」のハーブティー

ハーブのフレーバーはしっかり。有効成分も入ったハーブティー

ハーブを6分以上蒸らしていると、ドライハーブの細胞に水が吸収されはじめ、次第に有効成分が溶け出してきます。

水溶性のビタミンやポリフェノールなど、美容にうれしい成分が徐々に出てくる時間が6分以降です。

6分ではまだ有効成分が溶け出したくらいなので、できれば10分までがんばって蒸らしてみましょう。

蒸らし時間「15分」のハーブティー

ハーブの効能がしっかり入り、ほんのりと苦味があるハーブティー

15分以上蒸らすと、有効成分が比較的しっかりと入ったハーブティーになります。

その一方で、今度は苦味やえぐみ・渋味などの成分(タンニンなど)が徐々に溶け出してきます。
苦味やえぐみは水に溶けにくい成分のため、あとから出てくるのです。

私は、多少の苦味を含めてもハーブティーの有効成分をしっかりと取り出したいタイプなので、必ず15分はハーブを蒸らすようにしています。

もし苦味やえぐみが苦手な方であれば、10分を過ぎたところでハーブをこすとちょうど良い味になると思います。

蒸らし時間が長いハーブティー

ハーブを健康や美容のために使う「メディカルティー」になる

実は、ハーブティーの蒸らし時間は15分が最高ではありません。

一般的に「メディカルティー(薬草茶)」と呼ばれるハーブティーは、最低でも20分以上の蒸らし時間が必要とされています。

海外のあるハーバリストの本には「最低30分以上」と書いてありましたし、それ以上の蒸らし時間もよく見かけます。

確かに健康効果はすごそうですけど、かなり苦味が強いお茶になりそうですね。

苦いハーブティーをおいしく飲むために

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「ハーブティーの効能がほしいけど、苦いのは苦手」 

と思った方も多いと思います。実際のところ、そうですよね。

その場合には、味を変えて飲むことができます。

色々試してみて一番おいしいと思ったのは「レモンシロップ」です。
ハーブティーの苦味もえぐみも和らぎます。

また「ミントシロップ」も、ミントの爽やかな香りが、ハーブティーのえぐみを消してくれるので効果的です。

シロップがひとつあると、濃いハーブティーも顔をしかめることなく、おいしく飲めるのでおすすめです。

砂糖が気になる場合にはハチミツてんさい糖に変えて作ることもできます。

 レモンシロップの作り方
 ミントシロップの作り方

さいごに

ハーブティーの蒸らし時間について色々とご紹介しましたが、最後の決め手となるのは「あなたの好み」です。

はじめてのハーブを取り入れる時にはいつも味見をするようにして、あなたの好みの蒸らし時間を探ってみてください。

セージなどの苦いハーブなら短めに、レモングラスなどの苦味のないハーブなら長めに蒸らしてもおいしく飲むことができます。

ちなみに、5分蒸らした薄めのハーブティーに全く効果がないということはありません。飲み続けていたら体質が良い方向に変わっていた、という話を聞いたことがあります。

あなたが「おいしい」「毎日でも飲める」と思う味に近づけることが一番大切なことです。

ハーブティーは続けることに意味があります。
苦くしすぎて結局は挫折することのないよう、ほどほどの蒸らし時間で作ってみてくださいね。