失敗しないハーブティー選び|人気順、おいしい順、効能別12ハーブ

失敗しないハーブティー選び|人気順、おいしい順、効能別に12ハーブをご紹介

何千種類もあると言われているハーブティー。
何を基準に選べば良いのか分からなくなってしまいますよね。

私はハーブティー歴6年です。
理想のハーブティーに出合うために、今まで色々なハーブティーを探しては試し、舌を鍛えてきました。

アメリカのハーブティー専門店で売れ行きや味について聞いて回ったこともありますし、自宅でハーブティーのワークショップを行い、たくさんの方々にハーブティーの感想を聞いたこともあります。

この記事では、私が長年集めた独自のデータをもとに、日本人の舌に合うハーブティー12種類をご紹介します。

それぞれのハーブティーは人気順・おいしい順・効能別に分けてあります。目的に合わせてハーブティーを選ぶ際のひとつの基準にしていただければと思います。

ハーブティーランキング|人気順、おいしい順、効能別

ハーブティーランキング|人気順、おいしい順、効能別1 ハーブティーランキング|人気順、おいしい順、効能別2

人気順で選ぶハーブティー

人気のハーブティー

ハイビスカス

「人気のハーブティー」の項目では、ハーブティー売り場でよく売り切れている「ハイビスカス」、そして多くの市販のハーブティーブレンドに含まれている「ミント」、世界一飲まれているハーブティーである「カモミール」の3つをご紹介します。

ハイビスカス

ハイビスカスの効能

[効能] 老化防止、がん予防、毒素排出、疲労回復効、夏バテ防止、ダイエット、美肌効果、二日酔いの緩和、視力回復
[注意点] 安全なハーブですが、念のため妊娠中の飲用は控えめにしましょう。

滋養強壮を持つハイビスカスは、女性・男性を問わず人気のあるハーブティーです。

多くのトップアスリートが毎日ハイビスカスティーを愛用していると宣言したことから、ハーブ売場ではハイビスカスだけが品切れになっていることもしばしば。

疲労をすばやく回復して体のだるさを取り除く効果、老化防止、ガン予防の効果があります。

また南国生まれのハーブのため、夏バテを防ぎ、紫外線によるシミや毛穴の開きの改善、ほてりを和らげるなど、暑さによる不調を改善する力にも優れています。

ミント

ミントの効能

[効能] 免疫力を高める、抗うつ効果、リラックス効果、脳の覚醒効果、腹痛・胃痛の緩和、花粉症・鼻づまり・鼻水の緩和
[注意点] 禁忌のない安全なハーブです。ただし、6か月未満のお子様には与えないようにご注意ください。

ハーブ栽培で人気のミントは、自家製ハーブティーとして一番飲まれているハーブでもあります。

ミントティーは味が良いことでも知られていて、「矯味」の材料として、販売されているほとんどのハーブティーブレンドに使われています。

ミントティーは胃もたれに対する効果が強く、「自然の胃腸薬」と呼ばれています。食後の胃もたれ対策として、食事の30分前にミントティー1杯を飲むと良いですよ。

また、ミントティーには脳の覚醒効果もあります。仕事中に頭が働かなくなったときには、ミントティーの香りをかいでリフレッシュしましょう。

紅茶と一緒に蒸らしてもおいしいですよ。
 ミントと紅茶で作るブラックミントティー

カモミール

カモミールの効能

[効能] 気分を落ち着かせる、寝つきを良くする、胃痛・腹痛を緩和、風邪の症状の緩和
[注意点] キク科植物にアレルギーのある方は避けてください。

世界で一番多く消費されているハーブティーである「カモミール」。
おそらく、ハーブティーを飲んだことのない方でも、その名前だけは知っているのではないでしょうか。

カモミールティーには優しいくまろやかな甘味があります。
お年寄りから子供まで楽しむことのできる飲みやすいハーブティーです。

寝る前のカモミールティーは、精神安定剤と睡眠促進の効果があります。

就寝前のスマホで脳が冴えてしまったときには、カモミールティーを飲んで脳を睡眠モードに切り替えましょう。

また、子供の寝かしつけのハーブティーとしてもおすすめです。
その場合には、大さじ1杯ほどのカモミールティーを子供に飲ませればOKです。

ただし、6か月未満の赤ちゃんには与えないようにだけご注意くださいね。

おすすめレシピ  カモミールティーで子供の寝つきを良くする方法・子供向けレシピをご紹介

おいしさで選ぶハーブティー

味のおいしいハーブティー

レモンバーム

ハーブティーを続けるには「おいしいこと」は何よりも大切です。おいしくないものを無理して飲んでいては、その微妙なストレスのせいで効能が逆効果に働いてしまうこともあるからです。

ここからは、味が良くハーブティー初心者の方でも抵抗なく飲めるハーブティー3つをご紹介します。

レモンバーム

レモンバームの効能

[効能] 抗うつ作用、ウイルスに対抗する、胃もたれ・胃痛の緩和、疲労回復、滋養強壮、免疫力を高める
[注意点] 大量に、または長期間に渡って飲み続けると、ごくまれに甲状腺機能低下症になる可能性があります。

レモンバームは、甘いレモンの香りのするハーブです。

はちみつなどで甘味をつけたレモンバームティーはまるでレモネードです。
本当においしいので、私は今年からレモンバームを栽培することにしています。

レモンバームが人気なのは味がおいしいことだけではありません。
効能の面から見ても「万能薬」と呼ばれるほど完璧な作用を持っています。

風邪の引き始めなら、私はレモンバームだけで何とか抑えることができています。
風邪薬をうまく飲めない子供にも与えることができるので、重宝しています。

体質改善にもぴったりのハーブティーで、1日1杯を1か月も続ければ、臓器に何かしらの良い影響が出ると言われています。

チックウィード

チックウィードの効能

[効能] ミネラルを豊富に含む、浄血作用、肥満防止効果、美肌効果、デトックス作用、関節痛の緩和
[注意点] 注意点のない、安全なハーブです。

チックウィードは聞きなれないハーブかもしれませんが、七草がゆに入っている「ハコベラ/コハコベ」のことです。

チックウィードティーは緑茶にそっくりな味がするので、ハーブティーを飲んでいるような感覚にはなりません。

食後のお茶に、お菓子のお供にと、時間を選ばずに飲むことができます。

気になるチックウィードの効能ですが、「血のハーブ」と言われています。
「浄血、貧血、止血」と、3つの血に関する症状に関連した化学成分を含んでいます。

デトックス作用もあり、肌のくすみが気になるときにもおすすめのハーブティーです。

レッドクローバー

レッドクローバーの効能

[効能] 更年期障害の緩和、乳がんを予防、美肌効果、咳を抑える
[注意点] 妊娠中の使用、子供への使用は避けてください

レッドクローバーは、日本名で「ムラサキツメクサ(アカツメクサ)」です。
いわゆる「四つ葉のクローバー」の植物ですね。

実はクローバーにもその花にも効能があり、おいしいハーブティーになるんです。

これは一部の野草好きが飲むマイナーなお茶とかそういう類ではなく、海外では製品として販売されているくらい人気のハーブティーです。

送電塔の近くなどは農薬が散布されている可能性があるので、畑のそばや山など、汚染されていない場所から摘んできましょう。

花を使うと:甘くてまろやかなハーブティーに

葉を使うと:優しいグリーンテイスト(緑茶のような味)のハーブティーに

花と葉もミックスでもおいしいハーブティーになります。

美肌効果で選ぶハーブティー

美肌効果で選ぶハーブティー

ダンデライオン

ハーブにはアンチエイジング効果や美肌効果もたっぷりと含まれています。
有名どころはやはり「ローズマリー」。ですが、本記事では定番のローズマリー以外の美容効果の高いハーブティー3つをご紹介します。

ダンデライオン/タンポポ

ダンデライオンの効能

[効能] 強いデトックス効果、ダイエット効果、シミの排出を助ける、便秘や貧血の改善、母乳の出を良くする、糖尿病や高血圧を緩和
[注意点] キク科植物にアレルギーのある人は避けてください。

ダンデライオンは、日本名では「タンポポ」です。

妊娠中によく飲まれているタンポポ茶は、実は美肌効果もあるんです。

特にタンポポの「根」の部分から作るハーブティーは、数あるハーブ中でも上位に入るほどのデトックス効果を誇ります。

くすみやシミ・加齢の原因となる老廃物を排出し、肌をなめらかに。体重を減らす効果もあるとして、ダイエットハーブとしても人気です。

炒った根が「ダンデライオンコーヒー」として売っているので、ぜひ探してみてくださいね。

ローズヒップ

ローズヒップの効能

[効能] ビタミンCを豊富に含む、シミ・そばかす、しわやたるみの緩和、関節炎の緩和、便秘の解消
[注意点] 大量に摂取すると下痢の症状が出ることがあるのでご注意ください。

ローズヒップは、よくハイビスカスとブレンドされていますよね。

ローズヒップティーには柑橘類に劣らないほどの豊富なビタミンCが含まれています。

強力な抗酸化作用もあり、老化を防止、肌のシミ・しわの改善、若返りの効果があります。

単独でローズヒップティーを飲むことはあまりないかもしれませんが、味はまろやかでおいしく、ハイビスカス抜きで飲むと酸味がないのでだいぶ飲みやすくなります。

ローズヒップは「ローズの実」なので、ジャムやシロップにしてもとっても美味しいんですよ。

ドライローズヒップはラップで包んで瓶の底で砕いてから使うことで、有効成分を抽出しやすくなります。

実の中には細かい毛が含まれているので、茶こしは穴が小さく目の細かいもの(またはティーバッグ)を使うと良いですよ。

ジンジャー/ショウガ

ジンジャーの効能

[効能] 強い抗酸化作用、アンチエイジング効果、がん予防、風邪やインフルエンザの解熱・症状を軽くする
[注意点] 注意点のない安全なハーブです。

「ジンジャーがおすすめのハーブティーだなんてつまんない」と言われたことがあるのですが(汗)

ジンジャーは本当にすごいハーブなので、ここでご紹介させてください。

ジンジャーティーには強力な抗酸化作用があるため、美肌効果やアンチエイジング効果はもちろんのこと、ガン予防や風邪予防にもなります。

また、老化の原因となるフリーラジカルの生成を抑えるので、肌の内側からの若返り効果が期待できます。

ジンジャーティーはピリ辛なので、はちみつを混ぜたり、他のハーブティーとブレンドすると飲みやすくなります。

「若返りたいなら、とにかくジンジャーを摂りましょう!」と、私はしつこくインスタでご紹介しています。
ぜひ冷蔵庫のショウガを使ってジンジャーティーを作ってみてくださいね。

ジンジャーは乾燥させてパウダーにしておくと便利ですよ。お湯を注ぐだけでジンジャーティーを作ることができます。

おすすめレシピ おいしい生姜パウダーの作り方|活用法や効能もご紹介

リラックス効果で選ぶハーブティー

リラックス効果で選ぶハーブティー

レモンバーベナ

「リラックスのためにハーブティーを飲む」という方も多いのではないでしょうか。リラックス効果のあるハーブティーは張りつめた神経をゆるめる作用があるので、肩こりや不眠にも効果があります。

レモンバーベナ

レモンバーベナの効能

[効能] 高ぶった神経を落ち着かせる、頭痛や神経痛の緩和、吐き気を抑える、気分を明るくする
[注意点] 妊娠中の摂取は控えめに。

レモンバーベナは、先ほどご紹介した「レモンバーム」とは別のハーブです。

レモンバーベナにはイライラや不安、動機やパニックを抑える効果があり、気持ちが追い詰められている時や不安で眠れなくなった時に飲むと効果を発揮します。

さらに言えば、「レモングラス」というハーブもあり、こちらにも似たような効果があります。

レモンバーベナ、レモンバーム、レモングラス

この3つのハーブはどれもレモンの香りのするおいしいリラックスハーブです。

この3つを1:1:1でブレンドすると、色々な方向からストレスに働きかけてくれる「リラックスハーブブレンド」を作ることができます。

とってもおいしいのでぜひお試しを。

ローズ

ローズの効能

[効能] 抗うつ作用、美肌効果、不妊・生理不順の改善、生理痛の緩和、媚薬
[注意点] 観賞用のローズと混同しないようにご注意ください。

ローズティーは「香りが苦手」という方も多いのですが、優秀なリラックスティーです。

ローズには、女性の美しさを引き出す効果があるとされているので、「リラックスしつつ綺麗になりたい」という方におすすめです。

ローズをリラックスティーにおすすめするのには、もうひとつの理由があります。

ローズには「絶望感を癒してくれる」という効果があるのです。
これは他のリラックスハーブティーにはない効能です。

大切な人を失って深い悲しみから抜け出せないとき、絶望を感じて気力が湧かないときなどには、ぜひローズティーをお試しください。
きっとあなたの助けになってくれるはずです。

もしローズの香りが苦手な場合には、他のフラワーハーブとブレンドして拡散させることもできます。

華やかブレンドティーの記事があるので、ぜひ参考にしてみてくださいね↓

おすすめレシピ 自分で作る華やかハーブティーブレンド|レシピ5つ

ラベンダー

ラベンダーの効能

[効能] 抗うつ作用、抗不安作用、神経を強くする、抗菌作用、鎮痛作用
[注意点] 注意点のない安全なハーブです。

最後にご紹介するラベンダーは、リラックスハーブの代表格ですよね。

とはいえ、ラベンダーティーを飲んだことがないという方も多いのではないでしょうか。

ラベンダーティーは、優雅な花の香りのする淡い紫色のお茶で、かすかな甘みがあり飲みやすいです。ハチミツを混ぜて、香りをかぎながらゆっくりと楽しむのがおすすめです。

ラベンダーのリラックス効果はカモミールよりも上、セントジョンズワートよりも下といった、真ん中くらいの強さです。

適度にリラックス効果は欲しいけど、あまりに強いのはちょっと・・・

という方におすすめのハーブティーです。

飲みにくいと感じた場合には、ラベンダーをシロップにしてしまうと良いですよ↓

おすすめレシピ 【ラベンダーと砂糖だけ】優しい香りのラベンダーシロップ

ハーブ選びのコツ

ハーブティーを始めたばかりの頃だと、本当に色々ありすぎて頭が混乱しますよね。

私も以前はそうでした。

ハーブ選びのコツは「一発で成功させようとしないこと」です。

「ひとつ試して好みじゃなかったらハーブティーをやーめた!」というやり方ではなく、

「このハーブティーは好みじゃなかった。もうひとつ買い足してみて、混ぜてみようかな」

「このハーブティーは飲みづらいから、紅茶のティーバッグと合わせて蒸らしてみよう!」

など、少しだけ飲み方を変えてみると成功に近づきます。

ジンジャーを加えるだけでおいしくなるハーブティーもありますし、シロップにしてお湯割りにする方がおいしい場合もあります。

そうやって、焦らずにあなた好みのハーブティーを見つけていっていただければと思います。