ハーブを安全に楽しむために
目次
1 ハーブの効能について
2 ハーブレシピについて
3 ハーブの選び方について
4 ハーブの摂取量について
5 ハーブと薬について
6 乳幼児への使用について
ハーブの効能について
ハーブの効能がどのように現れるかは、個人の体質によって大きな違いが出ます。
ハーブの効能は万人に必ず現れるものではないので、あくまでも参考程度にご覧ください。
ハーブレシピについて
フレッシュハーブについて
購入したフレッシュハーブは、洗わずに保存し、使う直前に洗うようにします。
ボウルに水をためて、ゆすり洗いしてから、キッチンペーパーで優しくおさえて水気をふき取った後に、料理にお使いください。
ドライハーブについて
粒や実のハーブは、砕いて香りを出してから使います。
ローズマリーなどの硬いドライハーブは、すり鉢で細かくしてから使うと舌ざわりが良くなります。
レシピについて
ハーブは風味の強い食材ですので、匂いに敏感な方は、レシピの分量より少なめの量をお使いください。
ハーブ料理の禁忌について
ハーブには「妊娠中は使用しない」「高血圧の人は注意」などという「禁忌」というものが必ずついています。
ハーブ料理を食べる際に、この「禁忌」が気になることもあるかとは思いますが、基本的には、料理に含まれる量のハーブで体に異常が現れることはほとんどないと考えられています。
つまり、妊娠中の方でも、妊娠中に禁忌となっているハーブの入ったパスタなどを食べても問題はないとされています。
ただし、健康目的で飲むハーブティーの場合には、禁忌の影響が出てくる可能性がありますのでご注意ください。
ハーブの選び方について
ハーブは農薬の影響が出やすいので、無農薬のものを購入されることをおすすめします。
また、販売業者によってハーブの味や品質にかなりの差が出ますので、大手の信頼できる業者から購入するのが安全です。
ハーブの摂取量について
ハーブの摂取量には上限があります。適量を守って使いましょう。
1日あたりのハーブの適量
フレッシュハーブ・・・大さじ山盛り3杯
ドライハーブ・・・小さじ山盛り3杯
ハーブティー1杯あたりのハーブの適量
フレッシュハーブ・・・大さじ山盛り1杯
ドライハーブ・・・小さじ山盛り1杯
1日あたりのハーブティーの適量
3杯を間隔をあけて飲む
ハーブと薬について
ハーブ療法について
ハーブは、医療薬(化学薬)の代わりとして使うことはできません。
ハーブを取り入れることで病院へ行くのをやめたり、処方された薬を飲むのをやめたりすることは大変危険です。
病状の重い方は、ハーブ療法では手遅れになる可能性があります。医師にご相談されることをおすすめします。
ハーブと薬の相互作用について
ハーブと医療薬は、まれに相互作用を起こすことがあります。
薬を常用している方でハーブを取り入れたい場合には、事前に医師にご相談ください。
万が一、担当医師がハーブに精通していない場合には、ハーブの摂取を取りやめるのが安全です。
乳幼児への使用について
ハーブの中には、乳幼児へ使うことのできるものもいくつか存在します。しかし、体質によって例外が存在するのも事実です。安全な方法を取るのであれば、お子さんへハーブを与えるのは6歳以降がおすすめです。
ハーブをお子さんに使う場合の注意事項はこちらのページに詳しくまとめています。
ハーブ料理は辛味、苦味が強いため、お子さんへ与える際には少量ずつ、様子を見ながら行いましょう。