ネトルだけじゃない!|花粉症を和らげる おすすめハーブ6選

ネトルだけじゃない!|花粉症を和らげる おすすめハーブ6選

外出したくても花粉症が気になって出られない

花粉症のせいでメイクがいつも崩れる

このような辛さは、花粉症でない人には分からないものです。

「一度花粉症になると一生治らない」

と言われていることもあり、もうどうしようもないと思っている方も多いのはないでしょうか。

しかし、あきらめるのはまだ早いです。

ハーブで花粉症を和らげ、花粉に反応しづらい体づくりをすることは可能です。

今回は、花粉症のためのハーブ6つとその使い方をご紹介します。

ハーブで花粉症を良くするには?

ハーブで花粉症を良くするには?

「ハーブは花粉症と相性が良い」と言われています。

それは、ハーブの持つ作用が花粉症の諸症状に対して効果が出やすいからなのです。

花粉症のハーブといえばネトルが有名ですが、それだけではありません。

他にもエルダーフラワー、カモミール、エキナセアなど、花粉症に有効とされるハーブはたくさんあります。

自然療法の医学書によると『花粉症患者の体質に合うハーブを見つけ出すことができれば、花粉症の症状は緩和できる』と記されています。[1]

効果を出すには複数のハーブを試すのが近道

どのようにして相性の良いハーブ探せば良いのかということですが、複数のハーブを順に試していくのが王道の方法です。

本記事では、花粉症に良いとされるハーブをリストにしてご紹介します。

まずは気になるハーブから試していってみてください。

シングルハーブ(単独のハーブ)で試せば、相性の良し悪しがはっきりと出ます。

しかしながらハーブの効果はすぐに出るものではないので、3種類くらいをブレンドして同時に試していくのが手っ取り早い方法だと言えます。

相性の良いハーブの探し方

1 リストの中から気になるハーブを3つ選び、1:1:1でブレンドしてハーブティーを作ります。

2 何度か飲んでみて、ブレンドティーを「飲みやすい」「自分に合っている気がする」と感じたのなら、今度はブレンドするハーブを1~2種類に減らして試してみます。

3 ブレンドするハーブの数を徐々に減らしていくと、どのハーブが自分と相性が良いのかを特定しやすくなります。

4 相性の良いハーブが見つかったら、ブレンドせずに単独で飲んでいきましょう。効果が現れやすくなります。

市販の「花粉症ブレンド」を購入するのもひとつの方法です。しかしながら、どのハーブで効果が出たのかが自分で分かっていると、花粉症への対処も楽になります。

ぜひご自分でハーブを購入してみて、ブレンドしながら色々と試されることをおすすめします。

花粉症におすすめのハーブ6つ

花粉症におすすめのハーブは次の6つです。

花粉症に使われているハーブ6つ

1 ネトル
2 エルダーフラワー
3 エキナセア
4 タイム
5 アイブライト
6 カモミール

ネトル

花粉症のハーブといえばネトルです。

まだハーブを試したことがないという方は、まずはネトルから始めてみてください。

ネトルには鼻水や目のかゆみを抑える「抗炎症作用」や「抗アレルギー作用」があり、アレルギーの原因となる物質の活性化を抑えるのに役立ちます。

複数の研究では、ネトルに花粉症の症状を軽減する可能性があるという結果が出ています。

しかし最近の研究では、「ネトルの効果を実証するにはさらなる研究が必要」とされていて、ネトルの効果が実証されたわけではありません。

とはいえ、私にはネトルで花粉症の軽減に成功した知人が何人かいるので、試してみる価値はあると思います。

ちなみにネトルの味は、緑茶をまろやかにしたような、日本人になじみのある味でとても飲みやすいです。

エルダーフラワー

ネトルに次いで、花粉症のハーブとして人気のエルダーフラワー。

味のおいしいハーブとしても有名で、市販のエルダーフラワーシロップもたくさん見かけます。

エルダーフラワーは伝統的なアレルギーのための薬草です。炎症をしずめる作用、痰や鼻水などの粘液が器官につまるのを防ぐ作用などがあります。

抗酸化作用も強いので、風邪やインフルエンザなどの感染症にも役立ちます。

エキナセア

エキナセアは、免疫力を高めるハーブとして知られています。

花粉症の原因のひとつに、免疫システムの過剰反応が挙げられます。

エキナセアは免疫系を正常な状態に近づけるので、花粉が体内に入り込んでも過剰反応しないための体づくりに役立ちます。

エキナセアと同時に、ミネラルの多い食事を心がけると効果を感じやすくなります。

※ ブタクサなどのキク科植物にアレルギーをお持ちの方はエキナセアを使用しないでください。

タイム

タイムは、呼吸器系の不調を和らげるハーブとして有名ですが、実は免疫力を高めるハーブとしても役立ちます。

免疫力を高めつつ、鼻水やくしゃみを和らげたいという場合には、タイムを使うと一石二鳥です。

タイムを取り入れるには、タイムティーを1日1杯飲むか、フレッシュタイムをお風呂に浮かべて蒸気をたっぷりと吸い込むようにすると効果的です。

タイムと合わせて/またはその代わりに、セージやミントを使うこともできます。

アイブライト

アイブライトは、目のためのハーブとして知られています。

目の疲れや充血、結膜炎まで、あらゆる目の不調に対して使われてきた伝統的なハーブです。

代替療法では「アイブライトティーで目を洗う」という方法も行われますが、一般家庭で行うのは少し危険かなと思います(細かいハーブのカスが目に入ると危ないので)。

アイブライトはチンキやハーブティーにして、口から摂取するようにしましょう。

カモミール

アレルギー症状を引き起こす要因として考えられている「ヒスタミン」。ヒスタミンが一気に放出されることにより、かゆみや炎症などが引き起こされます。

カモミールには天然の抗ヒスタミン薬である「アズレン」という成分が含まれています。じんましん、アレルギー性鼻炎などの症状に適しているハーブです。

清涼飲料水や乳製品はヒスタミンの放出を引き起こす原因になるので、花粉の時期の水分補給はカモミールティーに変えてみると良いですよ。

※ ブタクサなどのキク科植物にアレルギーをお持ちの方はカモミールを避けてください。

ハーブを花粉症に役立てる方法

ハーブを花粉症に役立てる方法

花粉症に良いハーブが分かったところで、どのようにハーブを取り入れていけば良いのか分からないという方も多いと思います。

花粉症を和らげるためのハーブの主な使い方2つをご紹介します。

ハーブティーにする

お気に入りのハーブ小さじ1杯熱湯200mlでハーブティーを作って毎日飲みます。

効果を出すためには1日1~2杯(200~400ml)を3ヶ月続けるのが良いとされています。[2]

花粉症が始まってから飲むよりも、花粉のシーズンの数か月前から飲み始める方が効果が出やすくなります。

花粉症は、早め早めの対応がおすすめです。年が明けたらすぐに飲み始めるくらいでも良いと思います。

ハーブチンキにする

ハーブチンキとは、ハーブを強いお酒に浸けて有効成分を抽出した液体のことです。

こちらはハーブティーよりも強力なので、それなりの効果を期待できます。

ハーブチンキの量ですが、1日小さじ1杯をお湯に溶いて飲みます。こちらも飲む期間は3ヶ月間です。

チンキは市販のものもたくさん出回っていますが、手作りするとコストを抑えることができます。

チンキの作り方

1 ガラス瓶にハーブを入れます。ハーブの量の目安は瓶の3/4ほど、目分量でOKです。

2 ハーブが浸るくらいまでお酒を注いでふたをし、冷暗所に4~6週間おいて成分を抽出します。ハーブをこしたらできあがりです。

3 すぐに使いたい場合には、抽出中のチンキをスプーンですくって使うこともできます。数日間の抽出でも、ハーブティーよりもずっと強い効能があります。

使用するお酒はウォッカやジン、ウイスキーなどのアルコール度数の高いものを使います。保存は常温で数年~10年です。

チンキの抽出中に毎日瓶を振るようにすると、より強力なチンキが完成します。

花粉症の人が避けるべき食べ物とは?

花粉症の人が避けるべき食べ物とは?

花粉症の対策は「ハーブだけを摂れば良い」というものではありません。

ハーブの効能を強めるためには、ハーブの効能を助けるような食事を心がけることも大切です。

ハーブの効能を打ち消してしまう食品をリストにしましたので、ぜひ食生活の参考にしてみてください。

ハーブの効能を打ち消してしまう食べ物リスト

次の食べ物は、ヒスタミンの放出を促してアレルギーのきっかけを作ったり、粘液のつまりをひどくしてしまったりする食べ物です。なるべく避けるようにしましょう。

清涼飲料水
乳製品
白砂糖
小麦粉(白いもの)
脂肪分の多い食べ物(唐揚げ、カツ丼、フライドポテトなど)
アルコール

ハーブを使うときの注意点

妊娠中・授乳中は注意

ハーブの中には、妊娠中・授乳中の摂取に注意が必要なものが数多くあります。
使用前にハーブの禁忌をチェックしておくと安心です。

症状がひどい場合には専門医に診てもらう

ハーブは花粉症を和らげる手段になります。

しかしながら、症状が重い場合には、ハーブのような効き目のゆっくりとしたものを使うのは危険です。

花粉症がひどすぎて日常生活に支障をきたしている場合には、躊躇せずに病院へ行かれることをおすすめします。

ハーブと医療薬を一緒に摂取しない

ハーブの作用は、医療薬と相互作用を起こしたり、効き目を妨げたりすることが確認されています。薬を常用している場合には、ハーブの摂取は避けましょう。

ハーブで症状が悪くなったらすぐにやめる

ハーブを摂ったことで症状がひどくなる場合には、すぐにハーブの使用を中止してください。
念のため病院で診てもらうこともおすすめします。

さいごに:市販薬からの移行はゆっくりと

強い市販薬を使わず、ハーブだけで花粉症が和らいだらとてもうれしいですよね。

しかしながら、市販薬からハーブ薬への移行は焦らずゆっくりと行ってください。

急激な移行は、体にも急激な負担を与えます。

ゆっくりとハーブ療法に取り組んでいただければと思います。

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参考文献

[1]『Medical Herbalism: The Science and Practice of Herbal Medicine』by David Hoffmann

[2]『Encyclopedia of Herbal Medicine: 550 Herbs and Remedies for Common Ailments』 by Chevallier, Andrew


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このサイトに掲載されている内容は、ハーブの効果を保証するものではありません。ハーブを処方薬、治療薬の代わりに使うことは避けてください。また、妊娠中や授乳中、重い病気のある人、アレルギー症状のある人は、ハーブを使用する前に医師にご相談ください。