フレッシュハーブで作るティーブレンド レシピ:摘みたての香りを楽しむ
摘みたてのフレッシュハーブをミックスして、ハーブティーを作ってみませんか?ハーブティーのブレンドは、ドライハーブ限定のものではありません。フレッシュハーブをブレンドして作ることもできます。ドライハーブのティーブレンドのように保存できない、「今しか楽しめないブレンドティー」を作ってみましょう。
フレッシュハーブ・ティーブレンドのレシピ
材料(2杯分)
ペパーミント(生) | 大さじ1 |
バジル(生) | 大さじ1 |
ローズマリー(生) | 大さじ1 |
水 | 500ml |
作り方
1 ハーブが汚れている場合は、軽くゆすり洗いしておきます。水気をよく切っておきます。
※ サラダスピナーを使うと簡単に水気を取ることができます。
2 ハーブの硬い茎は取り除き、葉を手で半分にちぎります。ティーポットに入れます。
3 水を火にかけ沸騰させたら、ティーポットに注ぎます。
4 ふたをして10分待ちます。
5 ティーカップに漉しながら注いだらできあがりです。
レシピのアレンジ
今回のレシピはフレッシュハーブに限定しているので、手に入らないハーブもあると思います。ぜひご自分の手に入りやすいフレッシュハーブでアレンジして作ってみてください。
例えばレシピのローズマリーをタイムに変更したい場合は、「ローズマリー 大さじ1」を「タイム 大さじ1」に変更するだけです。
ブレンドしたいハーブが2種類の場合は、ハーブの量の合計が「大さじ3」になるように調節してみてください。
レシピのアレンジにおすすめのフレッシュハーブは、ミント、レモンバーム、レモングラスです。どれも味が良く美味しいハーブティーになります。
なぜフレッシュハーブで作ると良いの?
フレッシュハーブでハーブティーを作ると良いことは、ハーブティーに「生命力(バイタリティー)」が入るという点です。
生命力と言うと怪しい響きですが、つまり「活力」を得ることができるということです。
生きているもの(フレッシュハーブ)から作るハーブティーと、生きていないもの(ドライハーブ)から作るハーブティーでは、何か、味以外の大きな違いを感じることができます。
私が感じるのは、フレッシュハーブから作るハーブティーの方が、疲労回復度が明らかに早くなるという点です。リラックス効果も、ドライハーブティーよりも強力に感じます。
新鮮なハーブが手に入る時には、ぜひフレッシュハーブティーを作ってみてください。
ドライハーブティーしか飲んだことのない方にとっては、香りの強さ、味の違いが新鮮に感じられるはずです。
レシピの効能
バジル
バジルは、香り豊かで、生で食べてもおいしいハーブです。キッチンハーブとして世界中で栽培されています。アレルギーの緩和、抗うつ効果があります。
ティーに使って余ったフレッシュバジルは、細かく刻んで、ピザ、パスタに使ってみてください。
バジルの禁忌:妊娠中の多量摂取には注意が必要です。
ミント
ミントは、世界で一番有名なハーブです。歯磨きペースト、ガム、キャンディー、美容製品など、様々な場所で見かけることができます。ミントの繁殖力は強力で、一度庭に生えてきたのなら、あっという間に庭のすべてがミントで占拠されてしまいます。そのくらい育てるのが簡単なハーブなので、ぜひ種から育ててみてください。
ミントは、消化器官の不調を改善することにより、お腹周りをすっきりとさせてくれます。ミントから立ち上る湯気にはリラックス効果があるので、ゆっくりと湯気を吸いながらハーブティーを楽しんでみてください。
余ったフレッシュミントは、フォーのトッピングや生春巻きの具材など、アジア料理に活用してみてください。ミントの香りとアジア料理の味は相性が良いです。
ミントの禁忌:ありません。
ローズマリー
ローズマリーは、地中海原産のハーブです。とても良い匂いがします。
鉄、カルシウム、ビタミンB6が豊富に含まれています。また、美肌効果、発毛効果、白髪やふけを減少させる効果もあります。
余ったフレッシュローズマリーは、焼く前のお肉に、塩と一緒にすり込んでください。または、キッチンペーパーの上に並べて乾かせば、ドライハーブとして保存することもできます。
ローズマリーの禁忌:妊娠中、または高血圧の人は、長期に渡る摂取や多量の摂取を避けてください。