炊飯器を使った簡単おもてなしメニュー|ディルのコンソメライス
玉ねぎの甘みとディルの香りがたっぷりと詰まったごちそうライスを炊飯器で作ってみませんか?焼いたお肉や魚介類を添えれば、おもてなしメニューとしても大活躍します。
ディルのコンソメライスの作り方
ディルは、欧米では「だし」として使われていて、食材にコクを出す役割をします。普通のコンソメライスよりも風味が豊かでうまみがあります。脂っこいお肉と合わせても食べやすいです。
Ingredients ー材料ー
※できあがりの量 4人分
[A:炊飯器に入れる材料]
・米 … 2合
・玉ねぎ … 1/2個
・フレッシュディルの葉 … 大さじ2
またはドライディル … 小さじ2
・バター … 20g
・コンソメキューブ … 1個
または顆粒コンソメ小さじ2
[B:仕上げに混ぜる材料]
・塩 … 小さじ1/4~
・こしょう … 少々
・フレッシュディルの葉(トッピング用)… 大さじ1~3
※ ディルの葉は、AとBのものを合わせて大さじ3~5を用意してください。
Instructions ー作り方ー
1 玉ねぎはみじん切りにします。ディルは粗めのみじん切りにします。
- 玉ねぎはみじん切り
- ディルはあらめのみじん切り
2 お米を洗って炊飯器の内釜に入れます。水をメモリよりもやや少なめに入れたら、1の玉ねぎとディル大さじ2、バターとコンソメキューブを乗せて炊きます。
- 洗った米と水を内釜に入れる
- ディル・バター・コンソメを乗せて炊く
- 炊き上がりの様子
3 ご飯が炊けたらひと混ぜします。1で残ったディルと [B] の塩こしょうを加え、味を調えたらできあがり。
- 炊き上がったらひと混ぜする
- ディルと塩こしょうを加える
- 混ぜたらできあがり
レシピのポイント
炊飯器の水の量
炊飯器の水の量は、気持ち少なめにします。写真くらいの水の量(2合の線よりも2mmほど下の位置)でほど良い仕上がりになりました。
ご飯の芯が残ったら
炊き込みご飯は、ご飯の芯が残りやすいです。なぜなら、調味料が加わった水はお米が吸水しにくいからです。
もし芯が残ってしまった場合には、お湯を上からふりかけて早炊きをするという方法があります。
私の場合は、このレシピは「普通炊き」ではなく「極上炊き」という長い時間をかけて炊くモードで炊きました。あなたのご家庭の炊飯器にもそのようなモードがあれば、ぜひそちらをお使いになることをおすすめします。
最後にディルを加えて彩りを豊かに
ディルは加熱すると色がくすみます。ご飯が完成したらフレッシュディルを大さじ1~3ほどを混ぜるか、上から振りかけると見た目が良くなります。
お子さんに与える場合には、ディルのトッピングは省略した方が食べやすいと思います。
レシピの献立
レシピは味付きご飯なので、そのまま食べてもおいしいです。
しかしメニューとして出すのであれば、豚肉やチキン、エビなどの魚介類を焼いてお皿の横に添えてみてください。見栄えが良くなり、おもてなしメニューとしても活躍します。
私は今回のレシピを、クリスマスのローストビーフと合わせて食べました。もちろんローストチキンと合わせてもおいしいですよ。
白いご飯と合わせるとちょっと変かな?と感じるメニューには、このレシピがあると大助かりです。
レシピについて
ご紹介したレシピは、ペルシャ料理の「シェビッド・パロウ(Shevid Polow)」という料理を元にしています。
シェビッド・パロウはたっぷりのディルを入れた「ディル・ライス」です。
カップ10杯分のディルを入れることもあるそうで、かなりディルがたっぷり、香りも豊かです。
私もペルシャ風に、比較的たっぷりのディルを加えて食べています。あなたももしディル好きであれば、レシピよりも多めにディルをトッピングしてみてくださいね。
海外には炊飯器がないため、ペルシャの本場のディルライスはフライパンを使って作ります。フライパンで作るのはテクニックが必要だとのことです。
しかし、私たちの住む日本には炊飯器があります。炊飯器をどんどん活用して、おいしいハーブライスを作ってみてくださいね。