【赤ちゃんと子供のための】ハーブ完全ガイド

【赤ちゃんと子供のための】ハーブティー完全ガイド

乳児と子供へのハーブの使い方

子供のためにハーブを始めてみたいけど、なんだか怖いし、よく分からない

そんなお悩みはありませんか?ハーブには禁忌や注意点がたくさんあるので、特に子供に使うとなると、安全性が気になるものです。

この記事では、ハーブは子供に使っても良いのかどうか、そして、ハーブを乳児や子供に使うとどんな良いことがあるのかについて解説していきます。

ハーブは子供に使ってもいいの?

たいていハーブには「禁忌や注意点」があります。そのようなハーブを子供に使っても良いのか気になりますよね。

ハーブは子供に使ってもいいの?

ハーブは乳児から使うことができる

結論から言うと、ハーブは、赤ちゃんの頃から使うことができます。

ハーブは、すべてをひとくくりにして「危険」というわけではありません。

例えば日本の七草のように、ハーブはもともと、野草として食事に取り入れられてきたものです。よって、「ハーブが子供に強すぎる」や「ハーブは子供に危険」ということはありません。

子供に良いハーブ・良くないハーブがある

ただし、ハーブには何千という種類があり、そのすべてが子供に使えるというわけではありません。

子供に使って良いハーブと、子供には使うべきではないハーブがあります。

使って良いハーブは、伝統的に子供に対して使われているかどうかがひとつの判断基準になります。

例えば、5000年前にはすでに、乳児や子供にカモミールやラベンダーなどのハーブを与えて疾患をケアしていたとされています。

さらに欧米では、伝統的に新生児の沐浴にカモミールティーが使われています。

このことから現在でも、ハーブを子供に使う場合には、主にカモミールとラベンダーがよく使われています。

ハーブを使い慣れないうちは、この2つだけを使うようにするのがおすすめです。

子供向けのハーブについては、こちらの記事でさらに詳しくご紹介しています。参考にしてみてください。
赤ちゃんと子供のための【安全・危険】なハーブリスト

なぜ子供にハーブを使うの?

オーガニック食品の流行により、欧米では子供にハーブを使う人が増えています。

加工食品であふれている現在、食事をできるだけ自然なものにして、子供のアトピーやぜんそくを治したいという目的で使う人も多いようです。

私個人の場合で言えば、主に次の3つの目的で、子供にハーブを使っています。

 

 ハーブは栄養豊富

ほとんどのハーブは、スーパーに売られている野菜よりも栄養価が高いです。

特にハイビスカスは、プロのスポーツ選手が愛用するほどの栄養価を持ち、その上、子供にも安全で、何より味がおいしいです。

かつては野菜嫌いの我が子に「野菜を細かく切って気付かれないように食事に仕込ませる」ことをがんばっていましたが、現在ではハイビスカスティーをスムージーに混ぜて与えています。

子供はハイビスカススムージーを喜んで飲んでくれます。このレシピに出会ってから、私の子育てのストレスは格段に減りました。

レシピはこちらの記事に掲載しています。とてもおいしいのでぜひお試しください。
ハイビスカスとバジルのスムージー

 

 ハーブは薬を使えないときに役立つ

不眠のとき、便秘が続くとき、軽い風邪のとき

大人なら市販薬に頼ることができます。しかし子供はそうはいきません。

子供の寝つきが悪いからと言って、気軽に薬に頼ることはできません。便秘なら何とかして野菜を食べさせる、軽い風邪は熱が出るまではとりあえずは薬を飲ませない、という方が多いのではないでしょうか。

 

子供の軽い不調に関しては、

薬を使えない、親が自力で何とかしなければいけない

というプレッシャーが重くのしかかってきます。

 

そんなときにこそ、私はハーブに頼ります。
頼るハーブはカモミールです。

カモミールティーは、子供の栄養不足を補い、かんしゃく持ちの子供を落ち着かせます。子供の胃腸を整え、便秘や下痢の穏やかな薬にもなります。さらには、子供向けの優しい風邪薬にもなってくれます。

我が子の不調はほとんど、カモミールティーで解決できています。

カモミールティーの作り方、子供への与え方は、次の記事を参考にしてみてください。

 カモミールティーが子供に効いた!|寝つきを良くする方法・子供向けレシピをご紹介

 

 子供の感覚を育てる

私は、自分がハーブを好きなこともあり、子供と一緒にハーブを楽しむことが多々あります。

ハーブを観察したり、香りをかいだりすることは、子供の脳を成長させ、感覚を養います。

感覚の鋭い子は人の気持ちを敏感に察することができるので、大人になってからビジネスで成功する割合が高いのだとか。

ビジネスのことを考えて子供にハーブと触れ合わせているわけではありませんが、人の気持ちや痛みの分かる優しい子に育ってくれるかもしれないと期待しつつ、今日もハーブの観察をしています。

「ハーブを子供の体質改善のために使う!」

と気負うことはありません。まずは気軽に、ハーブの香りからお子さんと一緒に楽しんでみましょう。

ハーブを安全に使うには?

ここからは、ハーブを安全に使うためのポイントをご紹介していきます。

ハーブを安全に使うには?

体の小さい子供は、大人よりもハーブから受ける影響は大きくなります。もしアレルギーになれば、深刻な状況に陥ることも考えられます。

ハーブを子供に使う場合には、慎重になるのに越したことはありません。特に次の点に注意してハーブを使用してください。

1.6か月未満の乳児には与えない

あるハーブの専門書では、6か月未満の乳児へは、医師の指示なしにハーブティーを与えるのは控えるべきだとされています。(※1)

6か月未満の乳児へハーブティーを与える場合には、母親の母乳を介すようにします。

母乳を通してハーブティーを与える方法

母親が1日3杯のハーブティーを飲みます。後は普段通りに、乳児に母乳を与えるだけです。

無理して毎日3杯飲み続ける必要はありません。あなたがおいしいと感じる範囲で、ストレスなくハーブティーを飲んでくださいね。

※1 参考文献:『Encyclopedia of Herbal Medicine: 550 Herbs and Remedies for Common Ailments』 by Chevallier, Andrew

2.ハーブティーは大人と同量にしない

一般的なハーブティーの適量は、1日3杯です。
しかしこれは、大人の体重から割り出された数値です。

子供は大人よりも体重が軽いので、ハーブティーの量も少なくする必要があります。

2歳以下なら1回あたり小さじ1/2を、4歳からは大さじ1を目安に与えるのがおすすめです。

子供の年齢別、体重別のハーブティーの詳しい量は、次の記事に記載しています。
ハーブティーの摂取量 早わかり表

3.薬をやめない

ハーブティーと薬について、次のような話を多く耳にします。

「薬を飲んでいた子供にハーブティーを少しずつ飲ませ、その代わりに薬の量を減らしていった。最終的には薬からハーブティーへの移行に成功し、病気が治った。」

こう聞くと「私もやってみたい」と思うのですが、実は、医療薬からハーブティーへの移行は、リスクも伴います。
勝手に薬の量を減らしたり、薬とハーブティーを併用したり、医師の相談なしに薬をやめることは大変危険です。

ハーブティーを取り入れる際には、必ず担当医に相談するようにしましょう。

4.聞いたこと、読んだことがすべてではない

・あの子はタイムでぜんそくを治したらしい
・あの本にはカモミールが子供に良いと書いてあった

など、ハーブについて色々と見聞きすることもあると思います。しかし、それらの情報が、あなたのお子さんにもまったく同じ影響を与えるかどうかは分かりません。(もちろん私の記事の内容もそうです)

ハーブは、たくさんの子供たちに良い効果を与えてきました。しかしその一方で、一定数の「ハーブでアレルギーを起こした子供」は必ずいます。

情報を信用するのではなく、ぜひあなたの判断を信用してください。

お子さんが嫌がるならハーブを無理して与える必要はありませんし、お子さんが敏感体質なら、ハーブの量を少なめに与えることも大切です。

本に「良い」と書いてあっても、お子さんに合わないと判断したら、すぐにやめるという判断が大切です。

ひとつの手段としてハーブを取り入れる

ひとつの手段としてハーブを取り入れる

ハーブは、子供の健康を支えるための「手段のひとつ」として取り入れてみてください。

ハーブがあなたのお子さんに合わないなら、あと1年待ってからもう一度試すこともできますし、そこでやめることもできます。

ハーブはたくさんの手段の中のひとつなので、今度はハーブ以外の手段をどんどん試していけば良いのです。

とにかく、ハーブをお子さんに与えようとして、あなたがストレスを感じないことが一番大切です。無理なく、ゆっくりとハーブを取り入れていってください。

おすすめのレシピ

ハーブティーが合わなければ、ハーブシロップにして与える方法もあります。我が子に好評だったのは、ハイビスカスシロップとミントシロップです。ぜひお試しください。

ハイビスカスシロップの作り方

ミントシロップの作り方