科学で認められた|アップルミントの効能7つを徹底解説

アップルミントの効能7つを徹底解説

アップルミントの効能を調べても、色々と疑問が湧きますよね。

  • アップルミントの効能を調べても、スペアミントやペパーミントの効能ばかりが出てくる
  • アップルミントの効能は、ペパーミントの効能と同じなの?
  • そもそも「効能」って、本当に効き目があるの?

この記事は、上のような疑問を持っている方の参考になるように作っています。

  • アップルミント「だけ」の効能を、科学的な根拠も合わせて分かりやすくご紹介しています。
  • ご紹介する効能は7つ、使い方の解説つきです。

アップルミントの効能が分からないという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.「科学的根拠」のあるアップルミントの効能

アップルミントの効能

アップルミントの効能は、自分の体を観察してみても分かりづらいものが多いです。「飲み続けても何も変わらないけど?」と思う方も多いと思います。しかし、科学の力を使って細胞単位で観察していくと、確かに有効に働いていることが分かります。どんな効能が研究で実証されたのかを順番に見てみきましょう。

口臭を抑える

口臭を抑える方法というと、一番はじめに思い当たるのは「ガム」ではないでしょうか。ミントガムやフルーツガムなど、たくさんの種類のガムがあるので、ついつい手を伸ばしたくなりますよね。

しかし、糖分の入ったガムを噛んだ後に私がいつも思うのは、「歯がザラザラしている(=歯垢がついている)」ということです。この方法で本当に口臭予防になっているのでしょうか。

ガムの口臭予防は「わずか2~3時間」

研究者の意見では、ガムが口臭を抑える効果を持つのはわずか2時間、どんなに長くても3時間なのだそうです。しかも「ガムは口臭を一時的に隠す役割しか果たしていない」と明言されています。[研究の詳細]

2時間も持てばいいのかなと一瞬思いましたが、考えてみると、2時間も持たないと思います。焼肉の後にガムを食べても30分以内に口臭が復活したことが何度もありました。

口臭を根っこから抑えるには

それならば、口臭を抑えるためには一体何をしたら良いのかというと、研究者いわく「口の中の微生物を減らすことが必要」なのだそうです。

アップルミントには「口の中の菌を減らす」作用があります。口の中の菌を減らすことは、口臭を抑えるために一番効果的な方法であることが分かっています。[研究の詳細]

口臭は、口の中の菌が生み出すガスが原因なのだそうです。アップルミントは、口臭の原因となる菌を減少させるだけではなく、虫歯予防や感染症の予防効果もあります。

アップルミントで口臭を抑える方法

アップルミントで口臭を抑えるには、2つの方法があります。

1.新鮮なアップルミントの葉をガムの代わりにかむ

2.アップルミントティーを飲む、またはうがいに使う

家にいる時には、鉢植えから葉を摘んできてかむことができますが、外出時は無理ですよね。

そんな時には、アップルミントティーをボトルに入れて持ち歩きましょう。口臭が気になったらその都度、アップルミントティーでうがいをします。量は1回あたり50ml程度です。

うがいをして吐き出すのが難しい状況なら、アップルミントティーを、1日を通してこまめに少量ずつ飲むようにして、口に菌が増えるのを防ぐという方法もあります。

すぐに虫歯になりやすい人や歯周病の人にもおすすめです。

痛みを和らげる

医療薬の怖い副作用

私は以前ケガをして、毎日痛み止めを飲んでいたことがありました。その時に、医薬品の副作用らしきものを経験しました。

どんな副作用だったかというと、体中の皮膚が激しく乾燥し、次々と皮がむけてきたのです。腕の内側やふくらはぎなど、普段「乾燥するはずがない」場所まで皮がむけたので、普通の状況ではなかったと思います。

それからは、必要な時だけ医薬品に頼ることにしました。

医薬品に頼るのがおすすめの場合

  • 我慢できないほどの痛みがある場合
  • 痛みのせいで眠れない場合

私は、軽い痛みであれば、ハーブティーで乗り切っています。

ハーブティーに頼るのがおすすめの場合

  • 余裕で我慢できる程度の痛みがある場合
  • 軽い痛みが続いて気になる・イライラする場合

上記の程度の痛みなら、アップルミントティーを鎮痛剤にすることも可能です。

アップルミントが痛みを抑える

アップルミントには、痛みを抑える作用があることが分かっています。

2002年の研究では、アップルミントの抽出物が神経を抑制し、痛みを抑える作用があることが明らかになりました。さらにこの実験では、アップルミントは毒性なしに、安全に鎮痛の効果を示したとされています。[研究の詳細]

1杯のアップルミントティーが鎮痛剤になる

アップルミントティーは、鎮痛剤の代わりになります。しかし、医療薬ほどの効き目はないので、痛みが弱い時だけ使うようにしましょう。

こんな時にはアップルミントティーがおすすめ

  • 薬なしで我慢できる程度の痛み。だけどちょっと気になる。
  • この程度の痛みでわざわざ薬を飲むのはちょっと・・という程度の痛み

具体的な痛みの種類は・・・

  • 天気が悪いと古傷が痛む
  • 胃がキリキリする
  • 風邪気味で頭が痛い
  • 生理中に頭やお腹が痛くなる
  • 筋肉痛
  • 歯の痛み
  • 関節の痛み

など、色々な痛みに対して使うことができます。もし我慢できないような痛みであれば、迷わず鎮痛剤を使いましょう。

アップルミントティーの飲み方

鎮痛作用のためにアップルミントティーを飲むのなら、ホットティーにしてゆっくりと飲むのがおすすめです。1日3杯まで、痛みを感じた時にいつでも飲むことができます。[ホットミントティーの作り方はこちら]

アップルミントティーを鎮痛剤として使う

  • ホットティーにしてゆっくりと飲む
  • 1日3杯まで
  • 痛みを感じたらその都度飲んでOK

鎮痛剤+アップルミントティーはNG

注意点としては、鎮痛剤とアップルミントティーを合わせて飲まないことです。医薬品とハーブを組み合わせると、どんな障害が起こるか分からずとても危険です。

だからこそ、「アップルミントティーを飲んだけど、痛みが取れない。だから薬を飲んじゃおう」とならないように、はじめから我慢できる程度の痛みの時に使うようにするのがコツです。

がんを予防する

アップルミントにはフラボノイドの一種、メトキシフラボンが含まれています。[研究の詳細]

ある研究では、このフラボノイドにはがんの予防・または治療の効果があることが分かりました。アップルミントは、がんの化学予防/化学療法剤としての大きな可能性を秘めていると結論づけています。[研究の詳細]

さらに、アップルミントに含まれているフラボノイドには耐性があり、腸管への吸収率が高いということも分かっています。

がんはなってから治すのは大変な病気なので、未然に防ぐのは大事ですね。

虫よけ効果

アップルミントの効能:虫よけ効果

市販の虫よけスプレーには発がん性物質が含まれているのをご存知ですか?なるべく子供には使いたくないですよね。

私は、虫よけスプレーをかけた瞬間に、スプレーがふわっと周りに広がるのが気になっていました。子供が思わず吸ってしまうのではないか、子供の顔にかかってしまうのではないかと心配だったのです。今では、ミントでも虫よけスプレーを作れることが分かったので、そちらを使うようにしています。

ハーブの虫よけスプレーは、ペパーミントで作るのが一般的なのですが、実はアップルミントでも作ることができます。アップルミントにもペパーミントと同じく、虫よけ効果があることが研究で分かっています。

2015年の研究では、野生のアップルミント数種から成分を抽出し、サンプルを4つ作りました。それぞれの虫よけ効果を試したところ、効果の強弱の差はあるものの、すべてのサンプルに虫よけ効果が見られました。[研究の詳細]

アップルミントの虫よけスプレー

アップルミントで虫よけスプレーを作るには、レモンやオレンジなどの柑橘類の皮と、消毒用エタノールが必要です(薬局で手に入ります)。作り方も簡単で、思い立ったらすぐに作ることができます。

市販の虫よけスプレーを使っていた頃には、使い切れずに2年3年と持ち越し、そしていざ必要となった時に見つからず、また新しいものを買うという悪循環を繰り返していました。

ミントの虫よけスプレーは、布に含ませればおしぼりに、床に吹きかければ床掃除に使うことができます。ミントの虫よけスプレーなら色々な用途があるのですぐに使い切れます。ぜひ挑戦してみてくださいね。

動脈硬化のリスクを減らす

血圧が高めなのが気になっている方も多いのではないでしょうか。高血圧は、そのまま放っておくと動脈硬化につながると言われているので、やはり気になりますよね。

「高血圧気味の人は、運動と食事に気をつけるように!」とよく言われています。しかし「毎日30分ウォーキングする」などという始め方だと、特に私のようなタイプは絶対に続かないだろうなと思って尻込みしてしまいます。

「ウォーキングはダメでも、お茶なら始められそうだ」という方はぜひ、「1日1杯のアップルミントティーを飲む」習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

アップルミントの効能:動脈硬化のリスクを減らす

アップルミントに含まれる成分には、動脈硬化を予防する働きがあります。

2001年の研究では、アップルミントの抽出物が平均動脈血圧と心拍数を低下させ、高血圧を効果的に予防し、動脈硬化のリスクを減らす働きがあることが分かりました。[研究の詳細]

アップルミントで高血圧を改善

私は、妊娠中に一時的に高血圧になったことがあります。それ以降は、今でも予防としてアップルミントティーを飲むようにしています。色々なハーブティーを飲むので、ローズヒップとブレンドしてみたり、レモンバームティーに加えたり、飽きないように色々味を変えています。

アップルミントの抽出物と、アップルミントティーの違い

アップルミントの研究では主にアップルミントの「抽出物」が使われています。抽出物とティーは濃度が違うので効き目が心配になりますよね。しかし、研究は短期間で行われるために濃い抽出物を使っているだけです。長期間取り組むことのできる私たちは、アップルミントティーでも大丈夫なのです。

長期間アップルミントティーを飲み続ければ、結果的には抽出物と同じ量になります。だからこそ、アップルミントティーは最低でも1週間は飲み続けるようにがんばってみましょう。

認知症の予防

アルツハイマー型認知症は、「脳を使わないからなってしまう」とか「脳トレをすれば何とか防げる」と思っていたのですが、認知症の本当の原因は「脳の炎症」なのだそうです。

2014年の研究によると、アップルミントには抗炎症作用があり、アルツハイマー型認知症の原因となる慢性的な炎症を改善させる可能性があります。[研究の詳細]

さらに、認知症のもうひとつの原因であるのが酸化ストレスです。

アップルミントに含まれる成分は、酸化ストレスから神経を保護し、認知症へのリスクを減少させることも分かっています。[研究の詳細]

ちなみに研究では、認知症への効果は、ペパーミントの方が高いことが分かっています。認知症の予防のためにハーブを使っていきたいという方は、アップルミントだけではなく、ペパーミントも積極的に取り入れる方が良さそうです。

酸化ストレスから体を守る

アップルミントの効能:酸化ストレスから体を守る

アップルミントに関するおもしろい(というかちょっと変な)研究があります。りんごを切った時に、酸化が原因で切り口が変色しますよね。その変色を、アップルミントがどれだけ食い止められるのかという実験が行われました。

実験では、アップルミントから抽出した様々な成分のうちの2つが、りんごの変色を食い止め、強い抗酸化作用を示しました。[研究の詳細]

アップルミントは、食材の酸化を防ぐ「安全な防腐剤」として使うことができます。もちろん私たちの体内で毎日生み出される活性酸素を抑え、老化を遅らせる効果も期待できます。

アップルミントで食材の酸化を食い止める

アップルミントを食材の保存に使うには、「肉のマリネ」がおすすめです。

肉を酸化から守るアップルミントマリネの作り方

  1. 刻んだアップルミントの葉 (小さじ1) を海塩 (小さじ1) と合わせ、「アップルミントソルト」を作ります。
  2. 肉(鶏、豚、牛など)に適量をすり込み、10~15分ほど置きます。
  3. 後はラップで包んで冷凍/冷蔵保存すれば、お肉の酸化を避けることができます。

アップルミントで老化防止

「食材でなく自分の酸化を食い止めたい」という方は、アップルミントティーを飲みましょう。

アップルミントティーには強いリラックス効果もあるので、ストレスを感じた時(=活性酸素が発生しやすくなる時)に、アップルミントティーを飲んで気持ちをリラックスさせましょう。

アップルミントで酸化ストレスを抑える

  1. 事前にアップルミントティーを作り置きして、冷蔵庫に保存しておきます。
  2. イライラした、どっと疲れたと感じたら、作り置きのティーをマグカップに注ぎ、レンジで2分 (600W) ほど温めます。
  3. ひとりになれる場所を探し、リラックスできる体勢でゆっくりと飲みます。

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2.アップルミントの安全な量|副作用や注意点も

  • 効果を出すには?:1日1杯以上を1~2週間連続して飲みます。
  • 1日に摂っても良い量は?:アップルミントティーの1日の適量は3杯までです。アップルミントの量で言うと、フレッシュアップルミントで大さじ3杯、ドライアップルミントで小さじ3杯までが、1日の適量になります。
  • 副作用は?:過剰の摂取は、筋肉の痛み、眠気、下痢、心拍数の低下につながる可能性があります。
  • 妊娠中の摂取は?:料理として食べるくらいの量なら問題ありません。しかし、薬用として毎日続けてアップルミントを摂り続けるのは控えましょう。妊娠中絶を引き起こす可能性があります。

記事内容のまとめ

今回ご紹介した、科学的根拠のあるアップルミントの効能は次の7つです。

  • 口臭を抑える
  • 痛みを和らげる
  • がんを予防する
  • 虫よけ効果
  • 動脈硬化のリスクを減らす
  • 認知症の予防
  • 酸化ストレスから体を守る

それ効能以外にも、アロマセラピーでは、アップルミントは次のような目的で使われています。

  • 消化促進
  • 脂肪を減らす
  • 代謝を上げる
  • ぜんそくの緩和
  • 風邪やインフルエンザの予防

科学研究の結果を見ると、「アップルミントはきちんと働いてくれているんだな」ということが分かります。

表立った派手な効果が見られないとしても、アップルミントは私たちが将来なるかもしれない「がん」や「アルツハイマー型認知症」などの病気の原因をひとつひとつ潰していってくれているのです。

ぜひアップルミントをどんどん生活に取り入れてみてくださいね。